マーケットの方に向かっていたら、行く前に見たガイドビデオにも出ていたペーター教会があったので、入ってみた。入り口は見ての通り、見過ごしてしまいそうなぐらい地味で、目立たなくて、ここが入り口とはわからないほどだった。けれど、サインがあったので、ここがそうだとわかった。

 

わあ、きれい。

 

天井も。

 

私は中を見るだけでよかったんだけど、そこには、上まで登れば、一番高いところから街を見渡せる、と書いてあって、旦那がここまで来たんだから、上まで上がってみようというので、チケット売り場まで行ったら、エレベーターがないと書いてあって、ええ、どのぐらい高いのか知らないけど、嫌だな、と思った。けれど、押し切られてしまって仕方なく中に入った。

そうしたら、こういう、古い、木でできた階段をただひたすら上る。

 

 

もう上に着いた頃には息切れしちゃって。また来ることがあっても、もう上らないだろう。あとでガイドブックを読んだら、300段以上もあったらしい。

でも、上に上った甲斐はあったのか。

確かにいい眺め。

 

赤茶色の屋根がいいね。メルヘンチック。

 

ここは降りて(降りるのは楽だった)、次はマーケットに向かった。ドイツ語でヴィクトアーリエンマルクトという。

マーケットはこの向こう

 

特産物を売るお店が並ぶ。

 

教会の階段を上ったので、足ががくがくになったのと、のどが渇いたので、カフェに座ることに。

 

メニューが全部ドイツ語だったので、内容がよくわからなかった。Valencia Ztronenlimonadeなるものがあったので、それをオーダーした。Valenciaはオレンジかな。Limonadeはレモネードだろうな。そう思って、なんとなくオレンジ色のレモネードを予想していたら、透明な液体が来た。水?と思いきや、飲んでみると、レモン味のソーダみたいな。意外と味も濃く、甘さも適度でおいしかった。山のように氷が入っているアメリカと違って、氷が入ってない。けど、冷えてる。氷の水で薄まってないし。おいしくて、ごくごく一気に飲んでしまった。

あと、相席できるように、片方に二人並んで座るか、片側に向かい合って座るように言われた。ミュンヘンって、ビールや、ビアホールが有名な街で、みんなベンチに座って知らない人と肩を並べてビールを飲む、というのが風習らしいので、一般のレストランでも相席ということが結構あるようだ。結局同じ席に居合わせた人と言葉を交わす、というのはよくあることらしくて、周りを見てもそういうことが起こっているようだった。私たちはドイツ語ができないので、相手がドイツ人の場合、そういう風にはならないと思うが、普段、よその人とこんなに近くに座るとか、相席、なんてことはないので、少し面倒くさい。日本だって、相席になったって、よその人と口を利く、なんてことはないのに。

 

のどの渇きも癒されたし、少し座って、がたがた言っていた足も収まったので、マーケットを見て歩くことにした。

ミュンヘンは白いソーセージが有名らしいのだけど、白いソーセージ専門店もあったし、果物、お菓子、紅茶、コーヒーなどを売っている。食べ物だけじゃなくて、置物や、飾り、お土産物屋もあった。

 

 

食べ物

オリーブのお店

 

 

紅茶専門店

 

世界中どこでも、コーヒー屋さんは混んでいる。

 

同じコーヒー屋さんの裏側。長い列ができていた。特に若い人が多かった。

 

プレッツェルとコーヒーのお店。

 

置物・飾り物

今の時期、クリスマス系の飾り物が多かった。手作りだと思う。

 

 

 

 

 

 

たくさんあってきりがないので、ここら辺で。

 

昼間からでもビールを飲んでいる人たち。楽しそう。ここはオクトーバーフェストで有名だ。

 

今日はそんなに寒くないけど、それでも外に座って飲み食いするのは少し寒い。でもお構いなし。たぶん真冬でもこうして外で座るのだろう。

 

長い1日が終わって、帰路に就いた。

またマリエン広場に戻って、電車に乗る。

 

駅前においしそうなベーカリーがあったので、ふらっと入ってみた。

店頭にプレッツェルや、プレッツェルに何かを挟んだサンドイッチを売っていた。

 

おいしそう。

 

結局この揚げパンを買ってしまった。細かいリンゴの実が入っていた。

 

ちなみに、Ost駅の地下でもこういうパン屋さんが並んでいて、甘いパンやサンドイッチを売っている。


 

その晩は、ホテルの近所のレストランのドイツ料理を食べようと主人と話していた。

これは昼間撮った写真。

 

 

話は飛ぶけれど、夜7時ごろに行くと混雑していて、もう一組と相席になった。その夫婦は、偶然私たちと同じベイエリアの人達だった。とにかくすごい偶然。私たちよりちょっと年上の夫婦だった。結局その人たちと話しながら食べるようになったので、レストランの中の雰囲気とか、主人が注文したものの写真とかは撮れなかった。自分のしか撮れなかった。これは、典型的なドイツ料理の、ウィーナーシュニッツェル。まあ、簡単に言うととんかつ。それとビールは、ノンアルコールビールもたくさんあったので、ノンアルコールのラガービールをオーダーした。私はお酒は飲めないことはないんだけれど、普段は全く飲まないから、ここでもノンアルコールにした。

 

クランベリーソースが付いていた。

 

結局この相席になった夫婦とは話が弾んで、明日、奥さんも一人だというので、私がニンフェンバーグ城に行くつもりだと言ったら、私もついて行っていいかしら、ということになって、一緒に行くことになった。

ホテルまで一緒だったので、4人で歩いてホテルまで帰って、長い1日が終わった。