今やってるスマホゲ…ライフ送りあったりたまに協力しあってアイテムもらうだけのうっすいチームに入っているのだが、ある日いきなりチーム内掲示板が実装された。

基本一人でコツコツとパズル解くだけなのに、何話すことがあるんだろう。

と思っていたら、メンバーが続々と意味不明の絵文字や言葉を書き込むようになり、もはや大喜利状態。ここでわたくしがうまいこと取りまとめる必要があるんじゃなかろうか。だってわたくしリーダーだから…

といっても、前任者がチーム抜ける時に勝手にわたくしを指名してドロンしやがったので、名ばかりなのであるが。それでもリーダーとしての威厳を見せるべきなのかもしれない。だが待てよと。

うまいこと書いたつもりが盛大にスベったらどうしよう。

ログインしたらすぐにライフ送ってくれる人々に「ウワーウチのリーダーおもんない」とか「おもしろいこと書いたつもり?ダッセー」とか思われたらどうしよう。自分だけ何時間待ってもライフ送ってもらえなくなったらどうしよう。

つくづく運営は余計なことをしてくれる。近年アプデの度に改悪されやめたくなってきてるのに。大体掲示板というのは、有用なゲーム攻略法とかを教え合う場なのではないか。なのになんで怪文書みたいなのか。もう好きにおし!

 

最近面白かったアニメ(マンガ)↓

「ママンとトゥギャザー」という幼児向け番組の体操のお兄さん表田裏道(31)が主人公の、「お仕事系(?)」の物語です。

かつて体操選手として未来を有望視されていた裏道をはじめとして、歌のお兄さんお姉さん、裏道の大学の後輩である着ぐるみのウサオくんクマオくんもそれぞれ生きづらさを抱えつつ、上司であるディレクターやプロデューサーの理不尽な要求に耐えながら、番組に集まってくる子どもたちの夢と笑顔を守るために頑張るのです。少なくとも子どもたちの前だけでは。

番組内のキャラクター「しのびのやくみ」(忍びの薬味)のリーダー「シソの神」を演じたり

「世界中から薬味が消えた夢」を演出のアモンさんに話したばかりに…

他の人たちまともな忍びの衣装なのに…なお、直視すると笑ってセリフ飛んでしまうのでハブかれてるみたいになるシソの神

わたくしがいちばん好きな「こんにちは隊」のボンジュールマン。一言「ボンジュール」とつぶやく

 

仕事が終われば面白くもない深夜ドラマを見ながら安いカップ酒あおったり、部屋の隅でうずくまったり、フランスパンの抱き枕にしがみついてグギギしたり、休日は筋トレしかすることがなかったり…切なくも笑ってしまいましたw

こんな楽しいアニメ、2期ないのかー!と落胆、原作マンガを購入してしまいました…

アニメでは主人公を神谷浩史さん、歌のお兄さんお姉さんを宮野真守さん水樹奈々さん、ウサオくんを杉田智和さん、クマオくんを中村悠一さんが演じていて、他にもAD役の花江夏樹さん、演出のアモンさん役の津田健次郎さんなどなどそうそうたるキャスティングに驚きました。神谷さんは「ハイキュー」で「名言製造機」と呼ばれる武田先生の印象が強くて、中でも

という言葉には何度も感涙したものですが、同じ声でこのアニメでは子どもたちに声がガサガサしたのを心配されて「酒焼けだよ☆」と明るく答えてたw

そして、ウサオくんの声の杉田さんに至っては途中から明らかに森久保祥太郎さんの声真似していて、目をつぶって聴いてると頭の中に茂野吾郎@MAJORが出てくるという不思議な状況に…以前、偶然見た動画で森久保祥太郎さんが「俺が出てないアニメから俺の声が聞こえる」とおっしゃっていて、もしかしたらそれはこのアニメなのでは…と笑

ただ笑えるばかりではなく、登場人物たちの過去話も気になるところです。

主人公・裏道は父親のスパルタ教育によって体操しかしてこなかった人物で、友達の一人もいない。そんな彼の来し方行く末を誰よりも気にかけているのが、万年金欠のチャラ男ウサオくんだったり、クマオくんは、酔っぱらって捨て猫をいじめていたモラハラ上司を殴って以前の会社をクビになってしまっていたり…

音楽の英才教育を受けていて修学旅行も行ったことがなかった歌のお兄さん、音大卒のエリートでありながら(売れない)アイドル→(売れない)演歌歌手という経歴の歌のお姉さん。しかも売れないお笑い芸人の彼氏と同棲6年目。(年齢的に結婚願望が強いお姉さんがさりげなく置いたゼクシィの上に、彼氏が少年ジャンプを重ねて置くというエピソードがこのカップルの関係性をよく現している)

色々な意味でつぶしの利かない人たちが集まってきている「ママンとトゥギャザー」なのです。

アニメ2期を期待しながらこれからも追いかけたいマンガです。お姉さんの彼氏がメインで描かれている「ニラメッコ」という作品も良しです!

 

 

Prefab Sprout-「We Let The Stars Go」(1990)

 

プリファブスプラウトは1982年から2013年まで活動していたイギリスのバンドで、

よくある「好きなアルバムオールタイムベスト(名盤)」的なものをわたくしなりに選んだら、このバンドのアルバムは3枚ランクインします。

80年代ネオアコースティックな音の「Steve McQueen」(1985)、きらびやかな「From Langley Park To Memphis」(1988)、そしてこの曲が入っている「Jordan :The Comeback」(1990)。この3枚に共通しているのは、プロデューサーがトーマス・ドルビーであるということ。年々変化するバンド内の音を誠実にプロデュースしていて、特に本作品はさながら映画音楽のような儚い夢を見せてくれる集大成であると思います。

 

「We Let The Stars Go」

 

There was that girl i used to know
She'd tease me about my name
Fan the embers long enough
I sometimes catch her flame
The soothing voice of distance tells me
"that was just a fling"
Other music fills my ears

But i still hear her sing :

昔知ってた女の子がいて

ぼくの名前をよくからかってきたんだ

残り火を長い間扇いでいるから

ぼくは時たま彼女のことを思い出す

あの心地よい声が遠くからぼくに呼びかける

「あれは本気じゃなかったのよ」

他の音楽が耳に入ってきても

彼女の歌は今も聞こえる

 

She sings :
Paddy joe, say paddy joe
Don't you remember me ?
How long ago one gorgeous night
We let the stars go

Paddy joe, say paddy joe
Don't you remember me ?
How long ago one gorgeous night
We let the stars go free
彼女が歌う

パディ・ジョー、ねえパディ・ジョー

わたしのこと覚えてないの?

ずっと昔の素晴らしい夜を

ふたりで星を放っていたわね

パディ・ジョー、パディ・ジョー

わたしを覚えてる?

どれくらい昔のことか、あの素晴らしい夜

ふたりが輝いた夜

 

There was a boy I used to be
I guess that he was cold
If she came to buy him now
How cheaply he'd be sold
But the light is gone and it is dark
What used to be the sky
Is suddenly embarrassing
To the naked eye

昔ひとりの少年がいた それはぼく

とても冷たいやつだったと思うよ

もしその時彼女がぼくを買いに来たら

とんでもない安値で売られただろうね

でも明かりはもう消え去って闇の中

あの時の雰囲気はもう

俄かに恥ずかしくなってしまって直視できないよ

 

You see :
Paddy joe, see paddy joe
Can't face this memory
How long ago one gorgeous night
We let the stars go
Paddy joe, see paddy joe
Can't face this memory
How long ago one gorgeous night
We let the stars go
Long ago one gorgeous night
We let the stars go
Long ago one stupid night
We let the stars go free...

わかるよね

パディ・ジョー、パディ・ジョー

この思い出とは向き合えない

ずいぶん昔の素晴らしい夜

ふたりで星を放った夜のこと
パディ・ジョー、ねえパディ・ジョーったら

ぼくはこの記憶とは向き合えない

どれだけ昔のことか、素晴らしい夜

ふたりで星を輝かせた思い出
ずっと昔の素晴らしい夜

ふたりで星を放っていた

はるか昔の、愚かな一夜

ぼくたちは気ままな星のようだった

 

バンドの歌詞と作曲のすべてを手がけるボーカルのパディ・マクアルーンの、ごく個人的な恋の思い出の歌だと思うし、別のアルバムに収録されている「I Remember That」「Nightingales」の歌詞も読んでみると、同じ相手かはわからないけれど未練が残る恋をしたんだろうな~という印象です。そうじゃなかったら「残り火」などいつまでもとっておかないだろうしね。

 

この後も良いアルバムを出すのですが、トーマス・ドルビーの手が離れると途端にこのバンドらしさが消えてしまったように感じてしまいました。

グレードが高いAORというかそのアルバムも持っているにかかわらず、聴きたくなるのはいつもこの「3部作」だったりします。とにかくパディ・マクアルーンが現代において最高のソングライターの一人であることは間違いありません。

 

この週末は毎日ブログ更新したいわたくしでありますことよ