わたくしが住む地域にこの時期出回るカニの尊さよ…特にカニみそ…

昔から家族内でひとり1個と厳格に躾けられてきたこのわたくしに、かごに入れられたカニの数々が届いた。そりゃ言うこと聞くよね

というわけで今週はずっとその対価としてのPC仕事に嬉々として身をやつしていました。澄みきったわたくしの心の中はこの言葉に尽きている

いやほんとマジで悔いなし

 

ところで最近、「週刊少年ジャンプ」の行く末を心配する声を少なからず見聞きしている。そういえば今年の初めのほうに「ハイキュー」と「アイシールド21」の番外編が相次いで掲載され、かなり久々にジャンプを買って読んだけど、両作品ともとっくに本編が完結していて、現在の看板である「ワンピース」「僕のヒーローアカデミア」「呪術廻戦」が休載中だった。「HUNTER×HUNTER」は当然として。

しかも今年中に「ヒロアカ」と「呪術」が終わるという。

ジャンプを買わなくなってもうだいぶ経つが、それなりに不安と心配にもなる。

 

わたくしがジャンプ本誌を毎週読んでいた頃、今にして思えば超豪華な連載作品ばかりだった。「ワンピース」はもちろんの事、「NARUTO」「銀魂」「BLEACH」「テニスの王子様」「アイシールド21」「ピューと吹く!ジャガー」「DEATH NOTE」…もうすでに「HUNTER×HUNTER」は休みがちだったけど…

飛ばすページがほとんどなかった記憶。

その中でも「家庭教師ヒットマンREBORN!」が大好きで、今の「ハイキュー」熱と同等の火加減でハマっていた。

天野明先生を神とあがめていた時期がわたしにもありました

 

まあその頃はわたくしのこれまでの人生で一番お金がなかった時期で、バイトの掛け持ちと学業で部屋ではただ寝るだけ生活だった。少年ジャンプは良心的な価格だったけど、それを毎週買うことすらためらわれたほど。

それでもバイト先の休憩室には毎週ジャンプやほかの雑誌が置かれていて、非常に助かっていた(ビッグコミックスピリッツは「アフロ田中」が好きだった)。

それらを提供してくれていたのはバイトリーダー的な年上の男性で、ちょっと怖い人だった。わたくしと同年代の男の子も複数働いていたのだが、容赦なく叱られていてかなりビビっているようだった。わたくしも何度か余計なことを言ったりしたりできつく睨まれていた。彼が読み終わったマンガ誌を熱心に読んでいたのはわたくしだけだったように思う…男の子たちはリーダーに対する反発で読まないというわけではなかった。何故ならエロ多めの雑誌やグラビア誌は読んでいたから。

ある日まかないを食べていつものようにジャンプを読んでいたわたくしに、リーダーが声をかけてきた。どの作品が好きなのか、と。プライベートな話をしたことがなかったので、おどおどしつつも素直に「家庭教師ヒットマンREBORN!」であると言った瞬間(あ、やばいかな)と思った。この作品は一部で「少年誌であるジャンプに腐女子をはびこらせた害悪」的なことをいわれてもいたからだ。

リーダーはそれに対してさほど反応を示さなかった。「週刊レベルであの絵の描き込みすごいよな」とだけ。聞けばリーダーは小学生の頃からジャンプを読んでいて、「SLAM DUNK」「幽☆遊☆白書」「るろうに剣心」「ジョジョの奇妙な冒険」などの今でいう「黄金世代」のど真ん中だったという。以降、リーダーの機嫌のいい時に飛び出すジャンプネタに笑わせてもらうようになった。

 

その後ほどなくしてだんだん生活に余裕が出てきたわたくしは、バイトの数を減らすゆとりができた。それでこのバイトを辞めることとなり、リーダーともそれきりになった。仲のよかったバイト仲間の女の子と後日話したら、その後彼は正社員登用を断って、やはり辞めて行ったという。それ以上の情報もなかった。そしてわたくしも、「家庭教師ヒットマンREBORN!」の連載が終わると同時にジャンプ本誌を読むこともなくなった。就職した後にそのころ読んでいた数々の作品の単行本を集めたけれど。

 

そんなことを思い出している間に、講談社の「週刊少年マガジン」で大ヒット作品「東京リベンジャーズ」を描いていた和久井健先生がジャンプで新連載を始めるといいう驚きのニュースが。たまにこういう移籍は聞くけど、東リベの連載が終わったのはついこの前だし、なんならアニメで次のシーズンやるんじゃないの?と。

ジャンプのこの賭けがどう出るか…

 

職場の後輩男子(かなりのマンガ好き)とジャンプの話をしていて、世代ってこんなところにもみえるものなんだなーとしみじみ。彼が読んでいた時期はなんといっても「鬼滅の刃」が連載されていた。そして「ハイキュー」も。

「よりによってこの時期にジャンプ読んでなかったって、アンタ何やってたんですか!?」と呆れられたけど、その時期わたくしPC版アメーバピグに心血を注いでいたのだった…古いピグともさんならわたくしの部屋の模様替えに対する執着を知っているはず。空間を広げるだけ広げて2階3階エレベーター作り…なんなら呪術廻戦の五条先生より早く「領域展開」してたもの!アハハ

 

画像探したけど全体図このPCに残ってなかった…まあこんな感じでごちゃごちゃやっていましたよと

てかピグともさん勝手にアバター載せてすみません

 

 

Miguel Migs feat.Andy Allo-「Sensations」(2021)

 

サンフランシスコを拠点とするDJミゲル・ミグスのアルバム「Shaped Visions」から。キャリアは長いけれど、そのどれを切り取っても音楽性に古さを感じさせません。あまり派手ではなくても心に残るメロディーを数多く生み出している才能あるDJの一人です。

最近車でよく聴いている曲のひとつです。