「数にこだわらない」党勢の発展  | みんななかよく

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タイトルが特徴的な、広原盛明のつれづれ日記。

 

表紙は変わっても中身が変わらない〝志位体制〟の抜き差しならない矛盾、「政治路線も組織路線も間違っていない」の言明にもかかわらず、「長期にわたる党勢後退」を克服できないのはなぜか、共産党はいま存亡の岐路に立っている(その18)、岸田内閣と野党共闘(83) - 広原盛明のつれづれ日記 (hatenablog.com)

 

「岸田内閣と野党共闘」という項目の中の83番目の記事で、その中で『共産党はいま存亡の岐路に立っている』という続き物の18番目。

2月21日の記事のタイトルが〘表紙は変わっても中身が変わらない〝志位体制〟の抜き差しならない矛盾、「政治路線も組織路線も間違っていない」の言明にもかかわらず、「長期にわたる党勢後退」を克服できないのはなぜか〙ということなんでしょうね。

 

 ちなみにこの記事の前の記事は  の記事。

 後の記事は  で、共産党はいま存亡の岐路に立っている(その19) 岸田内閣と野党共闘(84) となります。

 

 さて、この記事の内容ですが、京都市長選の後に行われた共産党の全国委員長会議、を報じた赤旗の記事に出ている志位前委員長発言へのツッコミです。

 

(前略)

「『なぜ長期にわたって党勢の後退が続いてきたのか』『なぜ私たちはこの問題でこれだけ苦労しているのか』『現状を打開する展望はどこにあるのか』――これは全党のみなさんが答えを求めていた問いだったと思います」と前口上を述べ、「実は、私自身もこの問題については十分な回答を持てないでいた問題でした」と思わせぶりな言い回しをしている。そして、その原因を「私たちはこれまで党員の現状をみる際に主に党員の現勢がどう推移したかで見ていくという傾向がありました」と述べ、「しかし、その角度からだけでは問題点がはっきりと見えてきません。角度を変えて、その年に新しい党員を何人増やしたかという目で見てみると、はっきりと弱点が浮かび上がってきました」というのである。(後略)

 

と志位前委員長の発言を示したうえで、

(前略)

 そこには党指導部にとって党員の「フロー(出入り)」を公表できない事情、すなわち〝離党者〟が余りも多いという現実が横たわっているからである。言うまでもなく、党員の「フロー(出入り)」を正確に把握しようとすれば、入党者のみならず離党者と死亡者の実数を合わせて公表しなければならない。しかし、死亡者数は辛うじて党大会ごとにまとめて公表されるようになったが(年単位では未公表)、離党者数はこれまで公表されたことがない。離党は党規約で認められているのだから公表されて当然の数字だが、現実には統計として公表されたことがないのである。 (後略)

 

と指摘しています。

詳しくはリンク先を読んでいただくとして、その後、広原さんは「数にこだわらない」党勢の発展を目指すべきでは、と論を続けています。

 

つまりなんですよ。不破さんだ、志位さんだって高学歴エリートがトップに来る組織は、勉強して成果を獲得するって心性が強いんじゃないかな。

数にこだわらない、って実際はどういうものか、イメージはわかないけど、現在数値化できる数字だけで、現状を把握できるのかは別問題。

 

そもそも紙の新聞が減っているのに、「赤旗」だけが伸びるとは思えず。電子版のキャンペーンもやっていたけど。

(続く)