朝日のデジタル版。
自民・細田氏、クルーズ船に「大変な白船がやってきた」
https://www.asahi.com/articles/ASN2N4GNCN2NUTFK00D.html?iref=comtop_list_pol_n04
自民党の細田博之・元官房長官は20日、自身が率いる細田派の会合でのあいさつで、新型コロナウイルスによる集団感染が起きた大型クルーズ船ダイヤモンド・プリンセス号について、「大変な白船がやってきた」と述べた。江戸時代に来航した米国ペリー艦隊の「黒船」になぞらえた表現で脅威の意を示したとみられる。
たしかに白い船ですね。
細田氏はあいさつで「昨今はダイヤモンド・プリンセス号という大変な白船がやってきた」と発言。そのうえで、政府の感染対策に疑念が浮上していることを念頭に、「色々なことを言う人がいるし責任論とかあるが、そうではない」と政府を擁護し、「医療関係者、疫学関係者、政府関係者の責任もった対応を期待する」と述べた。
と政府の対応を弁護したかったらしい。
細田氏は会合後、記者団に発言の妥当性を問われると、「クルーズ船は予想外だったが最適の解を見つけるしかない。ベストを尽くすことが大事で、それに期待しようという話だ」と説明した。
発言の妥当性を問う、ってどんなことを聞いたんですかね。
「現場は混乱し、国民は不安に駆られているのに、『気の利いたことを言おうとしおって』って思われないっすか? 」 なんて若い記者がずけずけ聞いたのかなあ。
ゴジラの咳 発言より不謹慎じゃないのかもしれませんが、「黒船」を厄介なトラブルだと思っているのですかねえ。
どうせなら、白船にもっと深い意味をもたせたらどうかなあ。
https://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2020022001001460.html
黒船・・・・・・外圧、 外部情勢の変化
白船・・・・・・内部矛盾 自らの短所の反映
こんどのダイアモンドプリンセス号への対応って、場当たり対応とか情報の出しおしみとか、日本の問題点が透けて見えたのかもしれず、それに気づく端緒を白船と呼ぶ。なんてどうですかね。