投資を知ろう! 保有資産3億円のシロウト投資家・神田川トウシロウです。

株の初心者は色んなミスをします。一発退場になってしまうような致命的なミスもあれば、軽微なミスもあります。

昨日紹介した「できるだけ安く買おう」という過ち(こちらを参照)は軽微なミスですが、本日紹介する「勝ったら投資額を増やす」という過ちは、致命傷になりかねません。

株は運の要素が強いので、初心者でも普通に勝ちます。いわゆるビギナーズラックです。とくに、今年のように相場が堅調だと、とりあえず何か買っておけば勝てます。

勝った時、実力で買ったのか、相場が良くてたまたま勝っただけなのか、冷静に考えなくてはいけません。

ところが、人間には誰しも自惚れがあるので、「俺はやっぱり株の才能がある」と思います。自惚れているだけなら良いのですが、「もっと投資額を増やせば、もっと大きく勝てる」と投資額を増やします。

ただ、相場はいつも上がるわけでなく、運もそんなには続かないので、やがて負けます。

ここで調子に乗って信用取引をしていると、一発退場の致命傷になってしまいます。

つまり、株で勝つには、その逆で、勝ったら入金額を減らし、負けたら入金額を増やすべきということになります。

私はコアは1545・1678への積立投資ですが、前月から3%上がったら入金額を減らし、3%下がったら入金額を増やすというやり方をしています。ご参考まで。