投資を知ろう! 保有資産3億円のシロウト投資家・神田川トウシロウです。

資産3億円を作るまで、投資では数々の失敗をしましたが、投資以外でも色々と失敗をしています。最大の失敗は、住宅を買ったこと。

まだ会社勤務をしていた22年前、家内のリクエストに屈して、約7,000万円で一戸建てを買いました。

その2年前まで海外(アメリカ・シンガポール)に勤務していて、借り上げマンションが200平方メートルという広さ。日本に帰国したら、社宅は70平方メートル。家内から「このウサギ小屋のような狭さには耐えられない」と言われて、断れませんでした。70平方メートルって、夫婦と子供1人だったら十分我慢できると思うのですが、慣れって怖いですね…。

当時の社宅は、武蔵小杉駅徒歩3分という至便な立地で、家賃は月1万円。会社勤めをしている限り、社宅にしがみつくべきでした。これがミスその1。

良い住居を求めることは良いとして、購入ではなく賃貸にするべきでした。これがミスその2。

賃貸にして、用意した頭金などを投資に回せばもっと資産は増えたはず。当時の私は頭が固く、自宅は購入するものだと決めつけていました。

2つ目のミスは、「定番の購入か賃貸か?」という定番の議論。経済的にはどちらでも損得ありませんが、購入すると結婚・出産・離婚・進学・転職といったライフイベントが自宅に縛られてしまいます。たとえば、転職や子供の進学で「自宅から通える範囲で」と住居に縛られた意思決定してしまうことよくあります。

子供がいる時は郊外の広い一軒家に住み、歳を取って夫婦2人になったら都心のマンションに住むという具合に、賃貸でライフイベントやライフステージに合わせて気軽に住み替えるのが、本当に豊かな生活ではないでしょうか。