投資を知ろう! 保有資産3億円のシロウト投資家・神田川トウシロウです。

私がどういう仕事を本業にしているのかは明かせませんが、仕事柄、保有資産数十億円という超富裕層と多数お付き合いがあります。

超富裕層の特徴をいくつか紹介します。

第1回の本日は、貧乏人とお金の話はしないという点です。

知人のOさんは、江戸時代から続く名家で、都内に複数のビルを持つ資産家。

当然ながら、そのおこぼれに預かろうと、色んな輩が近寄ってきます。

Oさんによると、貧乏人と会っても一方的に求められるだけで、ロクなことがない。相手が貧乏人だ分かった時点で会わないようにする、どうしても会う必要があったら「お金が絡む話はしませんが」と断りを入れるそうです。

そうすると、人付き合いが悪くなり、交友関係が狭まります。しかし、Oさんは「資産を守るためには仕方ないですね」ということです。

富裕層も色々ですが、Oさんのような伝統的な資産家は、「俺の手で財産を大きく増やそう」というより、先祖伝来の財産を目減りさせないことを第一に考えます。すると、財産を脅かすかもしれない貧乏人をできるだけ避けようとするのが、O家の代々の習性になったようです。

私はOさんのような超富裕層ではありませんが、それでも「出資してほしい」「寄付してほしい」という依頼はしょっちゅうあります。Oさんを参考にして、他人との付き合い方を考えたいと思います。