投資を知ろう! 保有資産3億円のシロウト投資家・神田川トウシロウです。

先日、投資未経験の知人から、タイトルの通り「いくらお金が溜まったら投資を始めたら良い?」と聞かれました。

私は迷わず、「早ければ早いほど良い」と答えました。

理由は簡単。株式投資には複利効果が働きますし、値上がりには時間がかかるので、早くデビューするほど有利。また、何事も経験で株も長くやるほど上達するからです。世界一の投資家、ウォーレン・バフェットは11歳でデビューしました。

かつては単元株数が1000株で、多くの銘柄が1000円以上したので、投資を始めるには約100万円以上が必要でした。しかし、単元株数の引き下げやミニ株・ETFなどの登場で、今は数百円から投資できます。便利な世の中になりましたね。

「ただし」と、知人に2つアドバイスをしました。

①住宅ローンの返済や学資の積み立てなど他に資金が必要なら、まずはそちらを優先するべき。株式投資は余剰資金でやるべきで、無理してやるものではない。

②軍資金が少ないときは、どうしても「持ち金で買えそうな銘柄を探そう」と考えがち。しかしこれは邪道で、まず良い銘柄を探し、軍資金で買えるかどうかを確認し、買えないならお金が溜まるまで待つべき。

あと、積立投資が良いのか、個別株投資が良いのか、と聞かれました。

これは、どちらもあり得ます。シロウト投資家が確実に財産を増やしたいならETFの積立投資が断然お勧めです。

しかし、個別株でスタートするのもアリだと思います。積立投資は、何年やっても投資の実力は身に付きません。若い人が将来ビッグな投資家になりたいなら、個別株に投資し、ときに失敗しながら投資スタイルを確立する必要があります。要は、本人のリスク選好と何を目標にするか、ということです。