投資を知ろう！ 保有資産３億円のシロウト投資家・神田川トウシロウです。
新社会人の皆さん、おめでとうございます！
色々と楽しいこと、苦しいことあると思いますが、充実した社会人生活にしてください。
ところで、仕事とともに大切なのは、財産形成。
株式投資には複利の効果があるので、どうせやるなら早い方が良いと思います。
「でも、新社会人の薄給で投資できるの？」という疑問を持ったとき参考にしたいのが、本多静六（1866～1952）。
ご存知ない方が多いでしょうが、明治から大正・昭和に活躍した兼業個人投資家、元祖・億り人です。
本業は東京大学教授で林業・造園の世界で多大な功績を残しています。日比谷公園の設計者でもあります。
その本多静六は、子供の頃は家計が苦しく、苦学で東京大学に学びました。ドイツに留学し、帰国後、給料の4分の1を貯金する「4分の1天引き貯金」を開始し、貯金を株や公共事業などに投資して巨額の財産を築きました。
本多静六の成功は、質素な生活をして貯金をし、若い頃から投資を続ければ、サラリーマンでも無理なく億万長者になれるということを教えてくれます。
その蓄財方法・投資法については、本田静六『私の財産告白』（実業之日本社）に詳しく書かれています。今読んでも非常に新鮮な内容なので、新社会人の皆さんには一読をお勧めします。