新ひだか町(=旧静内町)のJBBA北海道市場で行われる。
静内の産地馬体は・・・
”放馬の静内!”
・・・と言われる位ちと危険!?

まだ自身の育成場以外の場所に移動をしたことのない若駒たち・・・。
馬を運ぶ馬運車にも慣れていない・・・。

場運車の屋根から顔を出す、可愛子ちゃん・・・。
「エェ~~ッ!ここはどこぉ~~!!一体これから何が始まるのぉ~~!!」
ちと不安顔である。
私、写真人なんて次のお馬ちゃんが登場するまで、こうして検査場にはいる馬達の表情を見ている。
”ふむふむ・・・コイツは落ち着いているなっ・・・”とか・・・
”あれあれ・・・コイツはちとヤバイぞっ・・・”とか・・・。
でもまぁ~お馬ちゃんはどこで何があるかわからない・・・我々人間の気付かない事にビックリする事もある。
かと言ってビックリした馬が暴れまくるかというとそうでもない・・・。

このように”ひと暴れ”した後にコロっと落ち着く馬もいる。
落ち着かないのは我々、競馬マスコミの人間・・・。
「おぉ~~この馬は危ないので撮影中止にしましょう・・・」とか
「完全に目が逝っちゃってますっ、中止、中止・・・」とか・・・。
私、写真人なんてトレセンで現役のピリピリした馬ばかり見ているのでこの程度は当たり前。
噛み付かれそうになった事も何度か・・・まぁ~立ち上がった位では何てことないのだけど・・・
馬に対して肝心な事は接する側が馬を信じる事!
こちらが馬に対してビビれば、馬も人間をナメてくる。
こちらが馬を信頼していれば、馬も人間を信頼してくる。
・・・などと・・・相変わらずの知ったかなのだけど・・・。
まぁ~良い・・・こうして馬に接してきてン十年・・・いままでトラブルはない・・・。
何しろお馬ちゃんはかわいいではないかっ!愛を持って接すれば、お馬ちゃんも応えてくれる・・・。
・・・人間のかわいいおねぇ~さんではそうも行かないが・・・

大体、ちょっと暴れたくらいでビビって撮影を中止にするのは、せっかく一生懸命に馬をなだめて立たせようとしている牧場スタッフに対して失礼であるっ!


とは言え、馬も”蹴り”には要注意!
馬が人間を襲う気がなくてもなにげに蹴り上げた脚(前or後ろ)が思わぬ事故につながることも少なくない・・・。
この日も、検査場内でお馬ちゃんに足を踏まれた天下のJRA職員様を見ているし・・・。
痛さのあまりもんどり打っていたが・・・

ともかく、静内産地馬体では続々と場運車で運ばれ初めての環境で見ず知らずの馬や関係者に合うわけだから、馬も落ち着かないのは仕方ないかっ・・・!?
でっ、静内での注目馬(=私、写真人の独断と偏見!?)

父:キングカメハメハ 母:シアトルビューティー(母父:タイキブリザード)
馬主:森田謙一氏 小島茂之厩舎
毎年牧場撮影&撮影でお世話になっている坂東牧場で繋養されている。
今年はスケジュールの都合で行けなかったのが残念・・・

マネージャーのAさん、お元気ですかっ!?いずれ競馬場でお会いしましょう!!
全体的に筋肉がついており良い感じ。
ちょっと体が固そうな感じもするが乗った事がないのでわからない・・・って当然なのだけど・・・
じっくり仕上げて行けばダービーまでには2勝はしてくれる・・・ハズ・・・かなっ???
競走馬の体調には抜かりない小島さんだし・・・。
栗毛のキンカメとはちと???だが期待してみよう!
実はこの日・・・連日の疲れからか・・・朝寝坊
当然、産地馬体には余裕で間に合ったのだが、朝食を食べそびれてしまった・・・。
昼は”道民女カメラマン”である”やぁ~~まだ”に昼飯処を紹介してもらう。
店の場所はよく知っている(新冠の”ようこそ新冠”の岩盤壁画のある場所)。
でっ、注文したのはこちら↓

豚丼&そばの定食・・・大盛り・・・。
丼がお皿に盛られ、スプーンがついてきた・・・。
「写真人さんスゴイ大盛りだけど、大丈夫っすか!?」
「・・・むしゃむしゃ・・・この程度・・・むしゃむしゃ・・・朝飯前・・・むしゃむしゃ・・・いやっ・・・朝飯後だっ・・・」
800円位だったかな・・・結構な食べごたえ・・・この日の晩はほとんど晩飯は食わなかったのだけど・・・。
とっいうより、写真の整理に追われ晩飯を食べるヒマがなかったのだが・・・