最後の最後で”ときめき”のコザ!! | そうべいのブログ

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出発を明日に控えた2月最後の日・・・ゲストハウスに首都圏から二人の大学生がやってきた!
その一人が私、写真人好みのめちゃくちゃ可愛い男の子・・・キャァ~~~ラブラブ!ラブラブ!
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ロングTシャツに短パン・・・2月の日本とは思えない服装・・・萌えるなぁ・・・二十歳だし!!!
「ちょっと飲み物買って来ます・・・」
と言ってゲストハウスを出た彼を”盗み撮り”・・・ホント~に好きな子にはレンズを向けられない・・・かなりド変態の私、写真人・・・この辺の”絡み”は”我らが脩ちゃん・キャァ~~~ラブラブ!”に対する心理と同じである。
・・・彼・・・可愛いぃ~の何のって・・・200%ときめいたっ!・・・明日・・・帰るという日になって・・・。
聞けば、このようなゲストハウスに泊まるのは初めてだという・・・今まで中国や台湾等、近隣アジアの旅行をした事があるらしいが、安ホテルばかり利用していたという・・・でも、旅慣れてる感じはする。
「ドミ(=ドミトリー・・・二段ベットを配した相部屋)に泊まるのは初めてなんですよ(笑。何か学校の寮生活みたいで楽しいですね・・・」
・・・しまった・・・己の”いびき”を気にして個室(=ドミとほとんど変わらないのだが・・・)にしたのが間違いだった・・・。ドミなら彼と一緒に寝れたかも知れないのに・・・
「泡盛を買って来たんですけど飲みます!?」
彼のお友達(イケメン君)が進めてくれた・・・私、写真人じゃなくてキミのお友達にジャンジャン勧めておくれっ!
酔っ払ったら私、写真人がお友達を介抱してあげるよ・・・ラブラブ!ラブラブ!

結局、彼らと朝4時まで楽しくお話をしてしまった・・・視線は私、写真人好みの彼一点だったのだが・・・。



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翌朝、8時半に起床!
この日はゲストハウスに彼と泊まりに来ていた地元の女の子とその彼氏の写真を撮る約束をしていたのである。
聞けば、二人はゲストハウスのあるコザの隣町に住んでいるという。
・・・何故っ、そんな近いゲストハウスに泊まりに来るのかっ・・・不思議である!?
旅行なら宮古や石垣なんて良さそうなのに・・・って、それは本土の人間の発想かっ!?


地元・二人のカップルの写真を撮り、大学生の彼を思い浮かべながらモーニングコーヒーをゲストハウスの屋上でボォ~っとすすっていると、彼女が洗濯にやってきた。
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彼の服も洗濯している・・・作業着が見える。彼は地元の自動車修理工場で働いているという。
「おっ、洗濯!すっかり”奥さん”だね・・・二人は近々結婚するの!?」
ちょっと間があって・・・
「・・・・・・う~ん近々かな・・・。さっきは写真ありがとう」
「今日、神奈川に帰るんだけどお昼前には写真をプリントしてプレゼントするよ」
「えっ、そんなに早くできるの・・・楽しみだなぁ~」
ホントッ、初対面の怪しいオッサンにも優しく接してくれるコザのおねぇ~さん・・・いいなぁ~・・・。
「実は、キミの写真だけを撮りたかったのだけど、彼氏と一緒だったでしょ。彼に気を使って先に二人の写真を撮ったんだよね・・・。せっかく二人っきりだから写真を撮らせてよ・・・ついでにちょっと話しも聞かせて・・・」
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手足が長く・・・特に手の指が長くて綺麗・・・南国の女性の特徴・・・。
・・・ベトナム人のおねぇ~さんも皆こんな感じだったけ・・・いいなぁ・・・南国美人!
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「一つ気になる事があるんだけど、コザの女子高生は皆んな、髪の毛を染めてないよね・・・」
彼女は少し染めているけど・・・。
「あっ、そうかな???言われてみればそうかもね・・・。皆んな、髪を染めるお金がないから・・・(笑」
「あと、なんで沖縄の女性は”極限まで”眉毛を細く揃えるのかな・・・。高校生くらいになると皆んな鉛筆で書いたように眉毛を細く剃っているでしょ!この前会った女子高生なんて剃ったばかりなのか眉毛の周りが青々してたからね(笑」
「それはわからないね・・・。そっちの方が綺麗だから・・・」
「・・・実は・・・眉毛がめちゃくちゃ濃かったりして・・・(笑。小学生なんてほとんどの女の子は眉毛を隠すように前髪を伸ばしているし・・・。」
「フフフッ・・・太いかも知れないね・・・。私も小学校の頃はおかっぱだったし・・・」
・・・今の彼女は極限細眉毛&オカッパ仕様前髪であるっ・・・キリッとした顔に良く似合う・・・綺麗だっ!

「沖縄は初めて何ですか!?」
「いやっ、今回で三回目。一人で旅するのは初めてかなっ!?家族と一緒のときはビーチ近くに泊まってたりして・・・。コザに来るのは初めて。昔、この街を車で通りかかってすごい気になってたからね・・・。それで一人で来た・・・。しかし、昼間のコザはオバァしか歩いてないね・・・」
「ハハハハッ・・・昼は皆外に出ないですよ暑いし日焼けするし・・・。外に出るときは車がほとんど。ちょっとした距離もすぐ車を使う・・・暑いからエアコンをガンガンに利かせてねっ!」
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そういえば、女性が運転している車の多くに日差しを避けるサンシェードが貼ってある。

「コザは普天間基地の裏でしょ・・・滞在中はあまり戦闘機が飛んでなくて静かだよね・・・」
「そういえばそうかな・・・あまり意識した事はないけど・・・。」
「良く全国ニュースで沖縄の基地問題が報道されてるでしょ。レポーターが基地周辺の小学校へ行って・・・”小学校のガラスは二重サッシになっております。授業中ですが、先生の話が凄まじい戦闘機の騒音のため聞き取れません!”・・・なんてのがニュースで流れるわけ・・・。僕らはそれを見て”基地周辺の小学校は大変だなぁ~・・・”何て思うのだけど、実際はどうなの!?」
「生まれた時から戦闘機の騒音を聞いているからね・・・当たり前になってる(笑。確かに授業中に先生の言う事が聞こえない時があるけど、あまり気にした事はないね・・・。テストの最中とか集中している時は少し気になるけど・・・。」
”今日は戦闘機があまり飛ばなくて静かで良いねぇ~”なんて会話はしない訳!?」
「静かでもうるさくても騒音の話しなんてしないよ・・・当たり前になってるから・・・。赤ちゃんの時から聴いてる音だもん・・・(笑」
「そうか・・・街で大きな鳥が鳴いているようなモンかっ(笑」
「アハハハッ、そうかもっ!」

都会の人間の方が音に敏感。長男が生まれた頃、マンションに住んでいた。一歳を過ぎ歩き始めた頃、歩く音がうるさいと階下の住民からクレームがついた事がある。その事を彼女に話すと・・・
「都会は住みにくそう・・・」
「コザに限らず、沖縄の若者は学校を卒業すると沖縄を出るのかな??キミ達も結婚したら沖縄を出るの!?」
「ゼッタイ出たくないね・・・。皆んなほとんど島から出ないよ。皆んな(=友人知人)と離れ離れになるのが寂しいし・・・。石垣や宮古の子が本島(=那覇)に出てくる事はあるけど・・・。」
「でも、進学や就職で大阪、東京へ行く人もいるでしょ!?」
「女の子は皆んな地元に残るかな・・・。男の子は結構出るみたい・・・。でも成人式になると戻ってくるよ。そして沖縄で仕事を探す。彼氏もそうなの・・・」


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沖縄には女子高・男子校がないという。学校といえば共学のみ。家に帰ればオバァやオジィがいる。
さらに・・・街を歩けばアメリカ人の姿も・・・。いろんな人間と接して暮らしているので、琉球人は人懐っこい
「最近では工業系の高校にも女の子がたくさんいるし、商業系の学校にも男の子がたくさんいる。学校は楽しいよ!」
「良く通学で男女の学生が一緒に歩いて帰ってたりしてるけど、皆”ラブラブ”なのかなぁ・・・恋愛率が高い!?」
「ラブラブ???そんなことないよ(笑。たまたま近所に住んでいるとか、幼馴染だからっていう理由で一緒に通学しているだけ(笑。そんなこと意識した事ないね・・・。」
オッサン丸出しの質問でちょっとバカにされる・・・恥じる・・・ためらう・・・。


全くの初対面で自分の娘ほどの年齢なのだが、何故か友達のような感覚で会話が弾む。
何とも不思議である・・・。
また今回の旅で感じた事なのだが、沖縄の人はこちらがあれこれ尋ねても向こうからこちらへあれこれ尋ねてはこない・・・。トゲトゲしくないマッタリとした会話が初対面の人でも成り立つ・・・まるで昔から知っていたように・・・不思議な琉球人・・・怪しい私、写真人

「じゃぁ~写真楽しみにね!仕事に行っている彼氏にもヨロシクね!」
「ありがとう・・・」


沖縄を出発するのは平日の夜の9時過ぎ・・・。まだ10時間はあるのでカメラ片手にコザの街をウロウロ・・・。
とっ、男子高校生を発見!
高校近くのバス停に行くと女子高生はほとんどバスを使う。強い日差しで日焼けを嫌うのか・・・男子学生は暑い中、歩いて(=もしくは自転車)通学している。
「おっ、男子学生クンッ、写真を撮らせておくれっ!そっちに立っておくれよ・・・」
「エッ、写真ですか・・・」
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「何年生なの!?一年生、二年生???」
「高校三年です」
「あっ、ゴメン・・・。この怪しいオジさんは今、コザの街を写真、撮っているんだよね・・・。キミは地元の子!?」
「そうです。この辺の生まれです。」
「沖縄の高校生って男女の身長差があまりないよね・・・」
「そうですかね・・・言われて見ればそうかも・・・あまり背の高いヤツはいませんね・・・」
男女の身長差があまりないのも南国の特徴かっ・・・かなり独断と偏見なのだけど・・・
「三年生だと進路は決まったの!?」
「工業高校なんで、卒業したら愛知に就職です。」
「愛知県のどこ!?」
「名古屋です。」
この”愛知”というのが沖縄っぽい!?本土に住んでいる人間だと名古屋市、神戸市、札幌市に就職、進学する場合、都市名で答えるのだが、沖縄の学生は愛知県、兵庫県、北海道と答える。
本土から離れた沖縄からみれば都市の馴染みが薄いので、どこでも都道府県で答える。
ちょっとおかしくなったりするのだけど・・・素朴な感じ・・・。
「皆んな、就職だと大阪や東京あたりに行っちゃうのかな・・・沖縄から出るの!?」
「僕のクラスのほとんどのヤツ(多分、男子学生を指している)は沖縄から出ますね。でも、2、3年で皆んな沖縄には帰ってきますよ。僕も2年働いたら沖縄に帰ってくる予定だし・・・。」
「二年後・・二十歳(はたち)かぁ~・・・随分と早く帰ってくるんだね・・・。」
ゲストハウスの彼女の言うとおり・・・皆、二十歳くらいになると帰ってくるらしい・・・。
「都会で働いた方が仕事もあるしいんんじゃないの!?」
「確かに沖縄より仕事はありますけどね・・・。でも、あまりゴチャゴチャした所(=都会)は好きじゃないんですよ・・・。」
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「そうだよねぇ~那覇は別にしてもコザはひっそりとしてゴチャゴチャしてないよね・・・。オジさんもゴチャゴチャはあまり好きじゃないね・・・オジさん・・・田舎モンだからね・・・。」
「アハハハッ。どこから来たんですか!?」
「神奈川県から・・・」
フツ~は”横浜”って答えるけど、彼に合わせてみた・・・。
「沖縄に帰ってきたら頑張ってね!安倍首相が公共事業に力を入れると行っていたらか、沖縄も景気がこれからよくなるよ・・・。」
・・・つまらんオッサンの励ましである・・・
ちなみに彼も戦闘機の騒音はあまり気にした事がないという・・・やはりそうだろうなぁ~・・・赤ちゃんの時から聞いているから子守唄みたいなもんだったりして・・・まさかっ!?

彼が今回の旅で最後の撮影となったかなっ!?
コザの中心街の戻り、ドトールやスターバックなんていう手軽なコーヒースタンドがないのだが、それもそのはず・・・気軽に美味しいコーヒーが飲めるお店が多いコザの街。
今回の旅で頑張ってくれた”相棒のスクーター”をバックにパチリッ。
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あっという間の4泊5日・・・帰るのが面倒くさくなってきた・・・ハァ~~~
このままコザに住もうかな・・・怪しい”カメラオジさん”として・・・