サロン競馬的な”天下のJRA様”とは違い、地方競馬は忙しくレースが進む。
がっ、どこも競馬場の規模は差ほど大きくないのでリズムとしては悪くない・・・。
でもそれは馬券を買うファンの皆様の場合。
写真撮影も良い感じなのだが、なかなか杉村本人に声をかけられない。

中央競馬の場合だと、レース後、関係者にレースを振り返ってもらうべく話を聞くのは当たり前のようになっているが、地方競馬の場合、記者or取材人が少ないと言う事もあり、ほとんど誰も関係者に話を聞こうなどという方
はいない。
そんな中、カメラをぶら下げ杉村に話を聞こうと思うのだが、なかなかタイミングがつかめない・・・とっ、言うより何か”浮いた存在”になりそうな予感・・・って、すでに十分浮いているのだけど・・・

こんなんだから中央競馬では毎週、”天下のJRA様”に目を付けられる・・・

連続騎乗の場合だとまず無理。
中央競馬のように湧いて出てきたようにバレット(=騎手の世話をする方。鞍の準備や勝負服の準備等)がいるわけではなく、まだ地方競馬のバレットは数えるほど。まだ南関東は良いのだが、バレットがいない地方競馬がほとんど。

皆、レースが終わると次のレースに備え、ヘルメットのゼッケンの交換から鞍の準備。”ダート競馬”の地方競馬・・・勝負服、パンツ、ブーツに付いた泥をすべて落とし、きれいな姿で次のレースに備える。
馬主別の勝負服が用意されている中央競馬の場合、次のレースでは新しい馬主の勝負服に着替えればよいのだが、中方競馬の場合は騎手で勝負服が決まっている。そのため、基本、新しい勝負服に着替えるのだが、場合によっては泥を落としただけで現れることもたまにある。

”接近戦”を得意とする私、写真人だがなかなか声をかけられない・・・。
とりあえず、騎手の動きに合わせてカメラ片手に追っかける。
面識のある騎手ならある程度のイメージを膨らませて写真を撮るが、杉村はこの日で会うのが三日目!
このブログに何度も登場する”我らが脩ちゃん”キャァ~~~


なかなか杉村のイメージが湧いてこない・・・。
ただ、大井競馬場で見せてくれた笑顔のイメージはまるで無い。

当然ながら真剣な顔・・・。まぁ~杉村に限らず、皆真剣の顔なのだけど・・・

レースだけがどんどん進んでゆく・・・”激しい人見知り”の私、写真人・・・なかなか騎手・杉村の姿が見えてこない・・・。
人見知りのクセして図々しかったりするから空回りの連続!?

ひとつだけ感じてきたのは”ちょっとだけ謙虚かなっ!?”っていう感じ。
今月の19日で34歳になる杉村だが、騎手としてのキャリアは20年近い。
ただ、川崎競馬場に乗り始めてはほんの数ヶ月。
レースでは決して遠慮せずにガンガン行くのだが、レースの合間は終始無口。
当然、騎乗した馬の関係者とは話をするが、騎手とはあまり話しをしないような・・・。

・・・友達がまだいないのかな・・・杉村・・・まさかっ・・・

・・・友達がいないのは私、写真人のほうである・・・

・・・どなたか私、写真人の友達になってください(かわいいおねぇ~さん希望)
レースの合間に話を聞くのは無理だと諦める。
親切な川崎競馬場の主催者に事情を話し、レース後にでも話を聞く機会をいただければ良いのだけどやはりそれじゃ~杉村も私、写真人もちと緊張しそうである・・・。
まぁ~良い・・・もう少し、競馬場で杉村を観察しつつ、撮影するとするかっ!?
つたない取材は競馬開催の時ではなく、競馬が終わってからにするかな・・・。
・・・もしくは・・・川崎競馬場のトレセン・・・小向トレーニングセンター(=川崎競馬場の厩舎・川崎市多摩川沿い)で話を聞くしかないかな・・・。
・・・主催者様に尋ねたところ、小向トレーニングセンターの調教開始時間は夜も明けない3時からだとか・・・。
これじゃ~写真は撮れそうもないので、話を聞く時間があるかっ?!