何故、Webで杉村一樹!?(2) | そうべいのブログ

そうべいのブログ

ブログの説明を入力します。

本来ならこの企画・・”某・競馬雑誌”に提言したのだけど・・・
「杉村ですか・・・。ちょっと注目していた騎手なんですよね・・・。早速編集会議に出してみますよ・・・。」
楽しみに待つこと数日・・・・。

「スミマセン・・・杉村→川崎→知名度が低い・・ということで今回は”杉村単独での特集は組めない”という結果になりました。”地方競馬の騎手”という枠で簡単に紹介させていただくという事に・・・。」

”知名度が低い=ショボイ”って言う事なんだが、競馬の知名度ってもはや中央・地方も問わず、
すでにマイノリティー的な存在なんだが・・・

例えば・・・。

競馬に全く興味がない&示さない私、写真人のカミサン(=神さん)に聞いてみる。
「競馬でしょっ!耳に赤ペン差したオジサン達がうようよいるんでしょっ!やだっ、やだっ・・・。」
これで競馬の話は終わり

今年、中学に入る長男・12歳牡馬はどうか!?
AKB48のメンバーは10人以上知っている。
サッカーの全日本代表のメンバーも7人以上知っている。
メジャーリーグに言った日本人野球選手も5人以上知っている。
では、競馬の騎手で知っているのは?!
「たけ・・・ゆたか・・・さんくらいかなっ、知ってる競馬の騎手は・・・。」
中学生でもこの程度。

さらに、小学2年生になる次男・7歳牡馬の場合はもっと悲惨!
「騎手って馬に乗る人のことでしょ!」
・・・”野球選手って野球する人の事でしょ!”と同じレベルの愚答・・・

競馬に興味の無い人間からすれば競馬なんて中央・地方も関係なくこの程度の扱い!!

競馬にしがみついている私、写真人としては淋しい限り・・・。
何とか競馬ファンを増やそうと努力しているのだが・・・。
己の財布の中身を馬券で増やすのと同じくらい難しい・・・。

はぁ~~・・・競馬メディアはもう少し考えて欲しいのだけど・・・新聞、雑誌、Webも含めて・・・。

”かつての経済大国だった”日本人の発想!
杉村の特集をやっても大して売り上げが下がるわけではないのに・・・(上がるわけでもないが・・・
やる前から結果をおのずと出してしまう所が最近の日本人の悪いところ。
”経済発展めざましい新興国”はまずやってみる!
ダメだったらまた何か次の手段を考える・・・。またダメだったら次の手段を・・・かつての日本のそうだったのだけど・・・。そんなこんなでGDPは中国に抜かれてしまったのだが・・・。

争いを避け、守りに入るのが日本人のちょっと弱いところ・・・。
私、写真人なんて守るものなんて何もないからガンガンやるだけなんだけど・・・(=アホ丸出しっ!)

まぁ~良い・・・せめてアマチュア・カメラマンではないので己で何とかしよう!
Web動画でブレイクした由紀さおりさんのように杉村一樹もブレイクするかも知れぬ!?
・・・って、こんなチンケなブログじゃ・・・ちと苦しいか・・・

能書きが長すぎた・・・スミマセン・・・スルーしてください・・・


でっ、早速、杉村が騎乗していた大井競馬場へ向かう。
杉村は川崎競馬場所属の騎手だが、依頼があればどこにで行く。
イメージ 1

私、写真人も杉村のホームグラウンドである川崎競馬開催を待てずに大井競馬場へGO!


とりあえず、パドックへ行って見るかっ!大井競馬場のパドックは何故か見やすい。
いたいた・・・他の騎手もちゃんと揃っている。やはりパドックはこうでなくっちゃ!
中央競馬の騎手もこうあって欲しいのだけど(地方競馬の方が各レース間隔が短いのにちゃんと整列する。これ、競馬の基本なり!)
イメージ 3


イメージ 2
”輝きは、パドックから。”
いいねぇ~・・・”パドックマニアの私、写真人好みのコピー!
競馬が終わると輝きがいつも失せているのだけど・・・。

”砂喰い騎手”・・・地方競馬はそのほとんどがダートコース。
イメージ 4

アッメェ~リカで本格的に競馬を始めたので、ダートレースの方が大好きな私、写真人!

杉村・・・ウワサどおりガンガン前に行く・・・”攻めの競馬”である・・・。
イメージ 5

アブミの位置がすこし高いような気がするが・・・(Tクンのツッコミ期待!)


さて、”競馬オタク”のような写真&観察はここまで!
本人に直接、取材&撮影のお願いをしなくては!
”激しい人見知り”のクセしてこ~ゆ~時は実に大胆!
カメラを持っているとジキルとハイド化する私、写真人・・・要注意人物!?


この日の杉村は大井競馬12レース中、9レースで騎乗終了。
レースが終わった騎手はシャワーを浴び、服を着替えて競馬場事務所玄関から帰ってゆく。
9レースが終了してから待つこと小一時間!

おっ、杉村が来たぞっ・・・声をかける前にすでに写真を撮っている・・・ある種の”危険なアピール”。
イメージ 6

・・・当然、人を選んでの暴挙・・・杉村なら大丈夫だろう・・・多分・・・きっと・・・確かに・・・

「なっ、なっ、なんですかっ!」
イメージ 7

・・・当然の反応
でも、顔は何ともかわいらしい少年のような笑顔・・・その笑顔は私、写真人好みかもラブラブ!ラブラブ!ラブラブ!ラブラブ!

「杉村さんですよね・・・。私・・・私、写真人というものなんですけど・・・。」
「はぁ~・・・」
笑顔とは裏腹に気のない返事・・・。
「最近、競馬雑誌で取材受けてますよね・・・。結構短かったでしょ!実はその取材、私が大々的にやりたかったんですけどね・・・。雑誌社の都合もあってできなかったんですよ・・・。」
「はぁ~・・・」
あくまでも気のない返事・・・そりゃ~そうだっ!いきなりたずねて言ってこちらの都合を話すのだから
「めんどくさい説明は避けますが、写真人として杉村さんを撮影させて頂きたいんですけど・・・お話もちょっと聞かせていただければありがたいのですが・・・。」
「えっ、ボクなんかでいいんですかっ!?」
「いぃ~~~んですっ!・・・どこの雑誌で記事になるとかそ~ゆ~事ではなくて、競馬写真を撮る人間としてちょっと興味があるんですよ・・・。ちゃんと撮っておきたいと思いましてね・・・。ただ、それでは個人レベルのわがままになってしまうので、チンケなブログやってますのでそちらで杉村さんの紹介はさせていただきます。」
「別にいいですけど・・・。」
「私、写真人は地方騎手は”砂喰い騎手”って呼んでいるんですけど、何故そこまでして(廃止の競馬場を転々としながら)騎手を続けるのか・・・斜陽産業になってしまった地方競馬で騎手を続けるのか・・・写真とは別の興味もありますしね・・・。」
「”砂喰い”ですか(笑)。まだ体力的にも大丈夫だと自分では思ってますし、騎手以外にする仕事もないですから・・・。」

いいねぇ~・・・すんなり個人の取材もOKしてくれて、”騎手以外にする仕事もない”なんて・・・。
私、写真人なんて写真以外の仕事をしたくてもこんな”変態&アホ”なオッサン・・・どこも仕事で使ってもらえないのに・・・




どこかで杉村と自分を重ねている事にふと気付く・・・。
’90年代に競馬ブームを向かえ、競馬メディアである程度”小金持ち”になったのだが、21世紀になり競馬は下火・・・収入も下火・・・。
でも、未だに競馬の写真を撮り続けている私、写真人は何なのかっ!?

杉村&自分への問いかけが始まった瞬間である・・・なんちゃって・・・。