武を買わないかっ、買うかっ!
なんて言われていたが・・・最近では・・・
武を買わないかっ、・・・買わないっ!
すっかりこのような会話をファンの間で聞かれるようになった。
マスコミももう少し騒いだほうが良い・・・あまりにも恵まれていない武豊!
「本人は何とも思っていないようですよ。きわめて平常心で競馬に望んでいるようですから・・・。」
なんて、”武豊オンリー競馬ジャーナリスト”は言うのだが・・・

もしそれが本当だとしたらとんでもない話!今までの功績は偽りだったのかっ!
競馬に全く興味のないうちのカミサン(=神さん)や長男・11歳牡馬でも武豊は知っている。
反対に、松岡クン、ノリチャン、岩田、アンカツさんなんて全く知らない・・・。
武豊はその辺の一流騎手とは違うのである!
これまでの実績を無視して平常心でいられるのは、武豊の周辺の関係者である・・・我々、競馬メディアもそうなのだろうが・・・
馬あっての競馬なので馬に恵まれなくてはなかなか勝つことは難しい。
勝つ馬に恵まれてもなかなかすんなり勝つことは難しい。
「強い馬、ファンに支持されている馬で最高の競馬をするのが騎手の仕事」
と言ったのはかつてのアメリカのスタージョッキー(通算7141勝)・クリス・マッキャロン・・・その言葉を直に本人から聞いた私、写真人。ちなみに彼の競馬持論は”馬9・人1”である・・・。
さて、今年の武ちゃんのジャパンカップ。

騎乗をものにしたのはトレイルブレイザー。
アルゼンチン共和国杯を勝つ前走は1600万下特別、敗退の馬・・・このメンバーに入っては明らかに見劣る。
一周目、3枠に入るとさらっと内に馬を入れる。ここ一発、さらりと武豊である!

ちなみに去年も同様。

ちらりと内を見ながら武豊・・・ここ一発、視線が光る武豊である
ゴール前、写真の上では3着のように見えるが・・・残念ながら4着。

4着の賞金は3800万円・・・重賞勝ちに等しい金額・・・お見事である。
レースが終わりちょっと笑顔がこぼれる武ちゃん・・・良い競馬ではなかろうか・・・馬も差ほど疲労がない。

・・・勝負服の”赤いばってん(X)”・・・本来なら違う”ばってん(X)”の馬に乗っていただろうに・・・

・・・気付いてみると・・・競馬が実に盛り上がっていない事に気付く・・・。
”一番人気・武豊!見事優勝!単勝140円!”とか・・・。
”一番人気・武豊!10着に敗退!三連単配当300万円!”とか・・・。
結局、勝っても負けても話題になるのだが・・・武ちゃんの場合・・・。
ファンも同様で・・・
”今回の武は黙って消し!”とか・・・。
”今回は武で仕方ないだろう!”とか・・・。
こ~ゆ~予想が面白かったりする・・・私、写真人の場合は典型的な”武豊症候群”で買うと来ない・・・買わないと来る・・・の繰り返しなのだけど・・・

そのレベルの騎手はまだいない・・・騎乗技術は別にして・・・。
男の哀愁を感じる背中にはまだ遠いよ・・・武ちゃん・・・なんだかんだでファンは武ちゃんを意識してる・・・。
