本格的な秋の始まり・・・北海道では冬の始まりなのだろうけど・・・。
秋の東京競馬場は光線がやわらかく雰囲気がある。
写真は93年のジャパンC、優勝したのはレガシーワールド。

もろ逆光。日差しがやわらかく秋っぽい・・・まぁ~こんなベタな写真は今更、”飽きっぽい”!
がっ!
ここまで逆光でなくてもちょっと逆光の撮影は多々ある・・・たとえば中山競馬場・・・。

斜陽に近い逆光であるが、この写り具合ど~よっ!!
ど~見ても'60年代の古いレンズの写り・・・ひどすぎる・・・

これがレンズメーカーであるシグマの画像なのだっ!

「えぇ~~~プロなのにシグマのレンズなんて使うの!?」
と思う方もいらっしゃるかもしれない・・・プロでもお金がなければ安い機材でしのぐ・・・

今までキヤノンは17-35 F2.8L、16-35 F2.8L(初代)という十万円以上するレンズを使ってきたが、
どれもデジタルには不向きということに気付いた。レンズの設計が少々古いせいなんだけど・・・。
ならばと新しいレンズ設計であるシグマに目を向ける。設計(レンズ構成)は良いのだけどいかんせん・・・値段が安い分だけ耐久性&レンズそのものに問題があるようだ。
2ヶ月あまり使っておさらば・・・。
で、結局、キヤノンの純正にもどるわけだけど、メーカーの発表では来年以降、ほとんどのEFレンズ群をリニューアルするとアナウンスしている。こんな時期にレンズを買いなおすのは愚の骨頂なんだが・・・。
来年発売されるであろう期待の広角レンズ発売まで現行の安レンズでこれまたしのぐ事に。

EF17-40 F4.0Lというレンズ。お代は8.5万円前後(価格.com調べ)。
値段が倍もするEF16-35 F2.8L(お代は16万円前後・格.com調べ)もあるが、当然、安いほうを選ぶ。
値段が2倍になったからといって写真のギャラが2倍になるわけではない・・・。その分、知恵と技術を2倍駆使する
お天気の良い今日は早起きして早速、逆光のテスト。

久々に朝からお日さまを拝んだような気がする。太陽に向けての撮影、モロ逆光。
もちろん、レンズの絞りは開放。そのためカメラの露出計が振り切れんばかりに明るい!
さらに意地悪な条件。鉄柱に乗っかっている照明越しに太陽を撮影する。

見事だ・・・Lレンズ!フレアーゴーストは皆無・・・すばらしいぃ~

適正露出での画像はこちら。

見事である!
「シグマは使えん!!」・・・と”初期ロッド・ピンピン君”であるカメラマンのブッチャークンの声が聞こえて来そうだが・・・

でもそんな事はない!
順光線での撮影ではシグマの方がレンズ自体が新しいためかコントラストが高く抜けが良い。
レンズ銅鏡の作りがちゃちいせいか、どうしても逆光には弱いシグマレンズ・・・(AFも正確ではない)。
デジタル時代になるとユーザーの撮影状況に合わせたレンズ選びが必要となる。