高校生当時、お城なんて全く興味なかったので城へは行かずバスの中で寝ていたような・・・。
てな訳で、お城を訪ねるのは今回が初めてとなる。
犬山城はご存知、12現存天守の一つ、”オリジナル”の城である!12城の中でもっとも古いお城!
「お父ちゃん、その”オリジナル”っていうのやめてくれない!?何かお城に似合わない言葉だよ・・・。」
ふんっ、武将オタク、城マニアの長男10歳牡馬はうるさくてイカンッ!
・・・去年の夏休み、恐竜博物館めぐりでは喜んで使っていた言葉なのに・・・。
名古屋から車ですいていれば30分ほど・・・アクセスは良い。

・・・ナガシマスパーランド(名古屋市から海沿いへ30分ほど・高速湾岸線から見える)ほどゴツくない(安い!)。
すっかり麦わら帽子&首にかけたタオルがすっかり板についてきた長男10歳牡馬。

「ボッ、ボッ、ボッ、ボクはおっ、おっ、おっ、おにぎりが好きなんだなぁ~」
・・・の絵描きのオジサンみないになってしまう・・・。
お城の入り口前にある犬山城前観光案内所。次男5歳牡馬は何かおもちゃが売ってないか覗き込んでいるが・・・。

「おいっ、いくぞっ!」
城は木曽川沿いの小高い山の上にある。

そして天守閣へ近づく。

写真を見て気付いたのだが、犬山城は武将の顔をしている・・・笑っている武将の顔・・・。
皆さんはお気付きであろうか??たとえばこんな感じ↓

これを踏まえて今一度、お城の写真を見ていただきたい・・・どうです!?そんな感じではなかろうかっ!
・・・これっ、意外と長男10歳牡馬にはウケました・・・

木と漆喰の壁・・・築60年に突入しようとしている我が家とほとんど変わりない。違うのは石垣があることくらい。

城内へ入る。

”本物の城”というのを意識してか、次男5歳牡馬はすっかり武将気分なお顔・・・。
復元された城とは違い、当時のまま内部を残しているので展示物の類はほとんどない。
城内をくまなく見てまわるのが楽しい。

天守閣へ続く階段も展示用に用意されたものではないので実に急である。


ど~もさっきから次男5歳牡馬の”動き”がおかしい・・・武将が乗り移ったのか!!

ひぇ~~!目が光っているぞっ、おいっ!!

・・・長男10歳牡馬はさっさと天守閣へ上がってしまっているが・・・。

お城の前の庭園には桜、紅葉等の木が並び春秋は眺めがきれいであろう。
夏でも十分きれいではあるが・・・。さすがは現存の”個人所有(=成瀬氏)”の城、整備が行き届いている。
「あっ、お父ちゃん、遊園地があるよ・・・行きたいなぁ~!!」

山を一つ越えたところにモンキーパークが見える。
「ボクッ、あまり飛び出して見たら危ないよ!」
たまたま見えていた学芸員のオジサンに笑顔で注意されおとなしくなる次男5歳牡馬・・・。
先生ありがとうございます!犬山城の天守閣・・・手すりが低いので小さなお子様は要注意。
角度を変え木曽川を望む。

去年の夏休みは同様に1000円ETCを利用して恐竜博物館めぐりをしたのだが、その際、岐阜県にある岐阜県立博物館に寄った。木曽川周辺は結構地層が古く、恐竜時代以前の地層地帯もあるらしい。
そのため鉄分を多く含んでおり木曽川の岩には赤くさびた岩がごろごろしているという。
・・・なるほど・・・木曽川周辺の岩を利用して石垣を作った犬山城・・・石垣がところどころ赤くさびている・・・。
これがまた木と漆喰の壁と調和して暖かさを感じる。
そういえば、城内で長男10歳牡馬を見かけなかったがどこへいっていたのだろう!?
「おいっ、いったい何をしていたんだ!?」
「階段の写真が上手く撮れなくて大変だったよ・・・」

後で写真をみたらこの階段のカットばかり10カット以上あった・・・。
なんとけなげな・・・我が子

去年、恐竜の博物館めぐりでストロボを発光させ撮影したため、恐竜の骨が光ってしまい上手く写真が撮れなかった事を後悔しているのであろう・・・。今年はストロボを一切発光させずに撮影に挑む長男10歳牡馬。
こうして夏休みにいろんな事を学ぶ我が子達である。