大特価!中津城(大分) | そうべいのブログ

そうべいのブログ

ブログの説明を入力します。

中津城と言えば戦国時代の名軍師・黒田孝高(如水・官兵衛)である。

我が子・長男牡馬10歳のお気に入りの武将の一人。
・・・もっ、もっ、もちろん、私、写真人も知っている・・・こんな武将↓
イメージ 1

政治力、武力、知力に長けた武将・・・。
「孝高は政治力80、統率80くらいの結構強い武将なんだよ!」
・・・と長男10歳牡馬・・・小学生なみの知識しかない私、写真人・・・(汗

で、お城。


中津城は近くを流れる山国川の河口に作られた水城である。今治城、高松城と並ぶ日本三大水城の一つだ。
城の近くには福沢諭吉の実家があるのだが、今回はスルーする事に。
イメージ 2


久々にこじんまりとしたお城、公園と神社が併設されている。
無料駐車場から歩いて1分の近さ!次男5歳牡馬の喜びようで見学が楽な事がわかる。
イメージ 3


櫓とつながったきれいなお城・・・。
イメージ 4


実はこのお城、売りに出ている・・・いわゆる”売り物件”なのだっ!
今年の7月に大分の実家に帰った際に地元のニュースで知りびっくりしたのだが・・・。
現在の所有は元藩主(=城主)・奥平家である。
土地は奥平神社(中津城に併設)が所有、建物は中津勧業(奥平氏代表取締役)が所有している。
当初、3億円で売りに出したのであるが、なかなか買い手がつかず中津市に半値の1億5000万円で打診。
中津市があっさり買うかと思いきや、財政難を理由に1億3000万円で値切ってきた。
結局、値段の折り合いがつかず、そのままとなっている。

売却の理由としては、建物修繕維持の経費(資料館、お城としての維持費)が赤字なのである。

何とかならんものか!?

一万円札(福沢諭吉)の里、中津市ではあるが財政難でお城を引き取ることができないとは・・・。
諭吉先生もあの世で泣いていらっしゃるに違いないっ!
我が子達はこんなに喜んでお城に訪れているのに・・・。
イメージ 5


まぁ~良い、この際我が子達には大人の事情は無視で行こう!

復元された天守であるが、きれいに整備されている。
イメージ 6

天守閣入り口から櫓を望む。
イメージ 7


城内にある資料館はもはや子供達にとってはお決まりの展示物ばかり・・・。
イメージ 8


とっ、こんなもの発見!
イメージ 9

昭和の大横綱、双葉山の化粧回しである。
「双葉山は中津市出身なんですかぁ~!?」
同じくお城を見学していた関西なまりのオジサンに話かけられる。
「・・・確か、双葉山はお隣、宇佐市の出身だったような・・・」
この時代の相撲は面白かっただろうなぁ・・・。
双葉山の連勝記録、”69連勝”は抜かれて欲しくないと思う私、写真人。

天守閣から下界を見下ろす。
イメージ 10

正面に見えるのは櫓。右端にちょろっと見えている石灯篭は奥平神社。

さらに山国川方面を。
イメージ 11

今でこそ河川法等できれいに整備されているが、中津城があった頃は城のお堀として利用していたようだ。
砂浜も城に迫ってきており今以上に水城の趣きを残していたに違いない。

で、反対側は・・・おっ、プールではないかっ!!
イメージ 12

どれどれビキニ姿のおねぇ~さんはいないのかっ!?
・・・小学生の男の子が一人泳いでいるだけ・・・。

中津市民の若いきれいなおねぇ~さん、もっと中津市民プールを利用しましょう!
今時の室内プールとは違い、屋外プール。こんがり小麦色に日焼けすることもできますよ!
さらに、こうした市の施設・・・一つ一つの財政難が中津城の存続につながる。

くどいようだがJRAの函館競馬場の改装費は150億円。
その100分の1でも中津市に寄付していればと思うが・・・。

大体、お役所関係(=含むJRA)は文化的事業にお金をかけすぎない・・・。
立派な市役所や病院、道路、競馬場のスタンドを作るかねがあるのならこ~ゆ~所にお金を使って欲しい気もするが・・・。

・・・でも、中津市の市民病院等、市の施設は結構古かったりする・・・。
お金がないのね・・・中津市・・・(涙