EF24-105mm F4L IS USMを試す。 | そうべいのブログ

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来週は撮影のため北海道へ行く。
競馬ファンなら何故北海道へ行くかわかるはず!?

そのため”競馬オタク”の”らっきょ”くんからレンズを借りた。
レンズは・・・
”EF24-105mm F4L IS USM”
・・・というレンズ。
イメージ 1

今から数年前に発売されたレンズだが、現行品である。お代は10万円ほど。
発売当時、キヤノンから借りて使ったことがあるがとても使えるレンズではなかった。

◎広角側の醜い歪み
○ちょっと不自然な周辺の落ち込み
▲大きさ

以上の理由で買うのをためらってしまった・・・。
以後、標準域は単焦点レンズをそろえていたのだが、これがまた使えない代物だったりするのだが・・・。


キヤノンのボディは悪くないので使っているが、それに見合うレンズが無い!
今後のキヤノンレンズに大いに期待する・・・。

あれこれ細かい理由があって今回キヤノンを撮影に持って行くのであるが、明細は面倒なので省略!

とりあえず試し撮りしてみる・・・不安と不安で一杯・・・大丈夫かっ、このレンズ!!

■開放のF4という明るさが気になる・・・。決して明るいレンズではない。
とりあえず、馬房にいる馬を撮影。馬房の中は直射日光が差しにくく薄暗い。
F4という明るさが実用に耐えるかどうか・・・。当然、IS(=ブレ防止機能)も活用する。
イメージ 2

ISO400 1/40 F4
なかなかである。発売当時に気になった広角側の歪みもあまり無い。
この辺は知らず知らずのうちにマイナーチェンジ(=レンズ構成)されたのかも知れない。

■次はレンズ開放値での逆光撮影・・・ちょっと意地悪・・・。
イメージ 3

ISO100 1/1600 F4
厩舎のシャドー部に若干のフレアーが出ているがこれはデジタルの宿命!
この手のシチュエーションが不得意なのである。被写体の馬、周辺にフレアーらしきものはない。悪くない。

■IS機能=ブレ防止機能も試してみる。
洗い場にいる馬の顔を105ミリでアップ。競馬写真、お決まり(=ワンパターン!?)のショット。
イメージ 4

ISO100 1/15 F5.6
シャッタースピード1/15でここまで被写体がブレてなければ問題なし!
でも1/15だと馬がちょっと動いただけで被写体ブレをおこしてしまうが・・・。

■開放値F4での描写を見てみる。順光なのであまり参考にはならないがキレイに写っている。
イメージ 5

ISO100 1/1000 F4.0
若干このレンズ、コントラストが高めでシャドーが潰れ気味・・・。
これはキヤノンのLレンズの伝統!銀塩モノクロではプリントに苦労するのだが、デジタルではカメラ側、もしくはソフトで調節ができるので問題ない。

■日陰での撮影。若干、露出をハイライトに合わせているのであまり参考にはならないが・・・。
イメージ 6

ISO100 1/50 F11
この状況ではなんともいえないが、やはりシャドー部がややつぶれ気味。ハイライトの描写は悪くない。蹄鉄屋さんのシャツのディテールが良く出ている。前掛けのシャドー部は少々つぶれ気味(=露出のせい)。


まぁ~こんな感じで取材&撮影の合間にレンズテスト。
普段はこんな悠長な時間はないのだが・・・。

今日はトレセンで5頭の馬を撮影する予定だった。
この時期、ローカル開催ということもあり、お目当ての馬は不在・・・放牧中であった・・・。

たまにはのんびりとこうした撮影もしたいのだが、何せ広いトレセン!
朝の8時頃から気温は30度近くになり、厩舎と厩舎の移動だけで汗が出てくる!

でっ!

結局はエアコンの効いたスタンド内でアイスコーヒーをストローでチュ~チュ~しながら飲んでいるだけなのだが・・・(汗


しかし、キヤノンのレンズは総じてデカイッ!!
なんとかコンパクトで高性能なレンズを発売してくれないものかっ!?

・・・これじゃ~ますます厩舎回りが億劫になるっ!?