プロはプロでも・・・。 | そうべいのブログ

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ゴルフの世界には二通りのプロが存在する。
ひとつは宮里藍ちゃんのようなトーナメントプロ。
もうひとつはその藍ちゃんのお父さん、宮里優氏のようなレッスンプロ。
宮里家は兄妹三人のプロゴルファーがいる。
いずれも父である優氏が育てたものだ。
兄妹三人の素質や努力もあるのだが、プロゴルファーになって活躍するようになったのは
やはりレッスンプロである父・優氏の影響&力が大きいと思う。

写真の世界も同じ。

二通りのプロが存在する。

一つは世間の人にも少しは知名度がある美術館やギャラリー、広告、雑誌、新聞等で活躍する
写真家といわれる人たち。
もう一つは世間の人はほとんど知らないが、カメラ愛好家、写真ファンには良く知られている
カメラマンといわれる人たち。

写真家の場合、本人はあまり露出しないが写真は多く世の中に露出している。
街で見かけた何気ないポスターや新聞、雑誌でお目にかかる写真も意外と皆さんご存知の写真家だったりする。
一方カメラマンの場合、読んで字の如し、カメラ機材にうるさい人々である。
ほとんどの人がカメラ雑誌やWebで活躍している。本人も雑誌に登場してウンチクをたれる。
カメラ愛好家、写真ファンには結構有名だったりする・・・世間の人はほとんど知らないのだが・・・。

で、私、写真人!

・・・そのどちらにも属していない・・・。勝手気ままなフリーランスである。
ほどほどにおいしいものが食べられ、ほどほどに遊べて、ほどほどに馬券が買えればそれで良しとしている。

私、写真人のこのブログにもちょこちょこ記事&コメントで登場する”ブッチャーくん”。
彼はどちらかというとレッスンプロに近い、カメラマンである。
こと、写真機材についてはかなり厳しい!もちろん写真のクオリティーについても同様である。
そんな彼に先日、競馬場で私、写真人が撮影した競馬の写真を見てもらった。
・・・訳あって(=単にお金が欲しいっ!というウワサが・・・)彼の仕事をお手伝いすることになったからだ。
プロがプロに仕事依頼・・・珍しい事ではない。
イメージ 1

「オリンパス(E-3)・・・思ったよりノイズが少ないですね!この画質ならキヤノンの7Dよりかなり上だと思いますよ。7Dは仕事では使えないカメラですからね・・・あくまでもアマチュア向けのカメラ。
所詮、EOSkissと同じレベルのカメラですよ。オリンパスいいんじゃないですかね・・・ちょっとピントが甘いのが気になるけど・・・」
・・・確かにオリンパスのE-3はISO感度400までならノイズが気にならない。
それ以上となるとかなり厳しい画質となるのだが・・・。

それにしてもブッチャーくんは厳しい!

ノイズも”きれいなノイズ”なら許してくれるが、汚いノイズは徹底的に嫌う。
ピントがわずか1センチでもずれていたらもう写真として認めない。
ISO感度についても徹底した低感度主義である。よほどの事がないかぎりISO400やISO800は使わない。

そんな彼だが機材に関しては差ほど物欲主義ではない・・・お金がないという現実もあるらしいが・・・。
最近の写真機材は”高い機材=高いクオリティ”とはならないと彼は言う。
”キヤノン主義”の彼ではあるが、純正の高級といわれる”Lレンズ”、
24-70F2.8L、24-100F4.0Lを持っているが仕事で使うのは値段が安いシグマの24-70。
「シグマのレンズはレンズ設計からコーティングまでデジカメに特化しているのでかなり使えますよ。
ただ、ボディの強度が弱い点が問題ですが・・・。まぁ~壊れたらまた買えばよいだけですからね!
それでも純正より安い。」
以前は70-200F2.8L ISも持っていたが、”使えないレンズ”としてたたき売ってしまった。
「今年になってやっとキヤノンもデジタルに特化したレンズを発売しましたね。新しい70-200F2.8Lはかなり言いと聞いてます。発売と同時に購入したマクロの100ミリもかなり良いレンズですしね。」
・・・確かにそれはいえる・・・。私、写真人がオリンパスに乗り換えたのもレンズクオリティのせいである。ほとんどのEF単焦点レンズは厳しい撮影条件(曇りの日、逆光等)では使い物にならない。
いったいいつになったらまともなレンズを発売してくれるのやら・・・そんなところにキヤノンの”利益追求主義”が見え隠れする・・・。一般にレンズの買い替え率よりボディの買い替え率のほうが高いからだ。だから”これでもかっ!”といわんばかりに新しいボディばかり発売するのである。

・・・話がそれた・・・。

で、その手厳しい”レッスンプロ”(=失礼っ!)のブッチャーくんがデジタル一眼レフの本を上納した。
イメージ 2

「デジタル一眼レフ~ベストショットの撮り方教えます」(技術評論社刊・1980円)
http://gihyo.jp/book/2010/978-4-7741-4196-1
もちろん、私、写真人はアマゾンですでに予約してある。他人に優しい私、写真人である。

がっ!

実はこの本にちょとしたモデルとしてブッチャーくんの奥様が登場しているのだ!
もちろん私、写真人好みのおねぇ~さん(色白・スレンダー)・・・本を買わずにいられないっ!?


・・・また話がそれた・・・。

ブッチャーくん・・・ホントッ、写真上手い!
私、写真人なんて今から勉強してもこんな写真は撮れないのではないかっ!?というほど上手い。
”商業写真”という厳しい世界を歩んできたブッチャーくんならではの写真が本には掲載されている。
最近は競馬の写真をメインのしているので、もちろん本の中には少しではあるがお馬ちゃんの写真もある。


よしっ、ブッチャーくん、今度、共著で
「金ない、仕事ない、時間はある~醜い写真の撮り方読本」
というのを作ろう!もちろん機材はすべてシグマでね!!




・・・シグマ・・・レンズは良いのだけどボディがねぇ~・・・。
まっ、壊れたらまた新しいの買うかっ!?・・・ピント調整も出さねばならぬ・・・(涙


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