取材拒否は結構あります。 | そうべいのブログ

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政権が民主党に変わった。
良い事である。

毎月、子供一人につき2万6千円もらえるし、年金も最低7万円確保!
楽しいなぁ・・・。65歳過ぎて子供3人産めば15万円弱のお金が入る・・・考えようかなぁ・・・。

考えるまでも無い・・・私、写真人が65歳になる頃には民主党政権は崩壊しているであろう。

もう一つ、良い事もある。

情報公開である。

自民党政権時は情報公開はかなり限られてきた。
国会や首相官邸での取材も限られたメディアでしか取材できない。
諸外国のメディア、出版メディアは”出入り禁止!”(=除くカメラマン)。
一部のメディアは”オブザーバー”(=質問は出来ない)として参加できる。
”記者クラブ”という組織に属していないと自由に取材はできない。

自民党はこうして情報を操作してきたのである。
第二次世界大戦時、新聞の情報操作から何ら変わっていない。
意外と自民党政治家が恐れていたマスメディアはネットであり週間誌だったりする。
そのネットや週刊誌を上手く利用して民主党は前回の選挙圧勝!メディアを馬鹿にしてはいけない・・・。


競馬の世界はどうか!?

取材票を発行するのはJRA。その発行の方法はいろいろあるが、説明が長くなるので割愛させて頂く。
新聞社を除いてはほとんどが”シロ~ト集団(=競馬オタク)”と思って頂いてよろしい。

私、写真人も取材票なるものを発行して頂いているのだが、”完全無欠のフリーカメラマン”という肩書きである。
競馬雑誌のみならず、一般誌、このブログの記事についても自分で動いて取材を行う。
今までお叱りを受けた事はあるが、取材拒否は受けた事がほとんどない。
組織と組織のお付き合い(=例えば新聞社と競馬関係者)より
個人と個人のお付き合いを大切にする私、写真人。
イメージ 1

イメージ 2

鹿戸調教師と内田博。
このブログでも何度かお世話になっているが、あれこれご協力を頂いている・・・感謝、感謝!


しかぁ~~~し!!


中には”取材拒否”の関係者も多い。
私、写真人個人が”名指し”で取材拒否を受けた事は一度もないが、
掲載する雑誌によっては取材拒否は多々ある。

「あぁ~お久しぶり。今日は何の取材!?」
「雑誌ですよ・・・。「競馬●×」の取材で・・・」
「・・・「競馬●×」・・・(しばし沈黙)・・・今日は都合が悪いなぁ・・・。また今度にしてよ」

とか・・・

「・・・「競馬●×」!取材拒否!」

と一言の人も・・・。

何故、取材拒否をするのかっ!?

都合の悪い事は書かれたくないからである。

雑誌は競馬ファンのサイドに立って企画・取材の内容を考える。

「なぜ、●×騎手は出遅れが多いのか!」
「●×厩舎は入厩馬20億円に対して、獲得賞金10億円!」
「G1馬をことごとく故障に追い込む●×調教師!」

等々・・・。かなり意訳ではあるが、このような記事を出すと次回からまず、取材を受けてもらえない・・・。
すべて事実なのだけど・・・。
取材拒否する関係者の答えはいつも同じ。
「競馬の事を知らんのに勝手な事、書くな!」
という事である。
競馬の事を知らないから取材して事実を知りたいのだけど・・・。それは多くのファンも同じではなかろうか・・・。

「おめでとう、●×、G1制覇」
「●×騎手の強さの秘訣」
「強い馬作り、●×厩舎」
などという記事だとまず、取材拒否は受けない。

取材拒否を受けると新聞、雑誌は紙面が出来ないので自然と”よいしょ記事”が増える。
決して・・・
「この馬は●×なので、今回のスプリンターSは黙って消し!」
なんて書こうモンなら即、取材拒否!

むかぁ~~し、東京競馬場で”某有名関西調教師”の馬が新馬で勝った。
そのレースの表彰で写真を撮っていたのであるが、図々しい&怖いもの知らずの私、写真人思わず一言!
「いやぁ~関西馬は強いなぁ~。こんな太めの馬でも勝っちゃうんだからな・・・。関東馬はダメだなぁ・・」
「おいっ、写真人、オマエ、余計な事言うなよっ!これから取材しにくくなるじゃないかっ!」
・・・とは”某スポーツ新聞”のカメラマン。

もちろん、その新馬を勝った馬も弱いメンバーでのレースなのでその後は活躍せず、
負けた関東馬も活躍していない。
翌日の紙面のはこのような言葉が並ぶ
「余裕の仕上げで余裕のレース。次走もねらい目十分」
ねらい目なんてないのに・・・。

競馬をライブで見ることの意味の重要性を最近書いている。競馬場内の売り上げは5%以下である。
すなわち、ほとんどのファンは生で競馬を見ていない。
だから、マスコミはファン優先の記事より関係者優先の記事を書く。
”どうせほとんどのファンは競馬を見ちゃ~いないからわからんだろ・・・”
と思っているかどうかは定かではないが・・・。

関西馬の活躍が依然続いている中央競馬会。

今年のダービー、レース前はあれだけ強気だったのにアンライバルドは惨敗!
ダービーが終わるとほとんどのマスコミはロジユニバース&関係者の取材。
ダービー前はあまり取り上げていなかったのに・・・。
勝った関係者への賛美も大変重要ではあるが、どのマスコミもアンライバルドを大きく取り上げない。
何故負けたのかを取材して欲しいのに・・・一番人気で惨敗した馬なのに・・・。

でも、今の競馬マスコミの取材体勢では騎手の岩田も調教師の友道さんもまともに取材受けてくれないだろうなぁ~・・・。
このお二人は違うけど、負けるとマスコミに八つ当たりをする関係は多いのである。
勝った時だけニコニコ・・・。
そんな機嫌の良いところしかファンは見た事しかないので競馬のイメージそのものが作られてしまう。
そんな環境を作り上げてしまった競馬マスコミである。


取材拒否を受けたくないから”よいしょ記事”を書く。
よいしょ記事ばかりを目にしている最近の競馬ファンは事実を知らずにイメージばかりが広がる。
S●Xと同じで夢想も良いけどやはり、”実物相手”のほうが楽しいに決っている・・・ゼッタイ・・・うんうん・・・。
・・・って、最近は”S●Xレス夫婦(またはカップル)”や”草食男子”なんて言葉があるからなぁ・・・。
バーチャル世界のほうが楽しいのかな・・・。

私、写真人、武豊のファンだけど(=かなりミーハー!)、
武豊が嫌いなファンもいるし、武豊が下手だと思っているファンもいるかなりいるはず!
「武豊の5年後、競馬の5年後、何故、最近以前ほど乗れなくなってきたのかっ!?武豊大解剖!」
なんて記事を個人的にはやりたいのだけど、まずこんな内容じゃ~取材拒否だろうな・・・。
だから、マスコミは私、写真人も含めてデーターや周辺取材で記事にする。
当然、本人からはクレームが来る。
「取材もせずに勝手な事書くなっ!」
でも、こんな記事じゃ~取材は受けてもらえない・・・。

難しいなぁ~・・・取材って。

取材・・・私、写真人の場合。
「あのぉ~・・・●×(=馬名・1000万下の馬)の撮影と取材お願いしたいんですけど・・・」
「えっ、負けた馬の取材してどうするの!?」
競馬関係者も”くせ”がついている。取材は”勝った時に受けるもの”と思っている関係者がほとんど。
だが、私、写真人は違う。次走勝ちそうな馬を取材する。
その方が、馬券の参考にもなるし、勝った馬より負けた馬のほうが多い競馬の世界。

今更、G1馬の取材してもなぁ・・・って美浦トレセンにはG1馬がほとんどいないのだけど・・・(涙。
今回の写真の鹿戸調教師、内田博、勝っても負けても取材に快く応じてくださる。
こうして取材に応じて頂くと頭が下がる。

まぁ~長年、ほとんどの関係者が”よいしょ記事”しか取材されてなかったから
どぎつい&つっ込んだ取材だと取材拒否する気持ちもわかる気が・・・。

競馬マスコミが関係者の取材拒否を生み出してきたのである。


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