セレクトセール | そうべいのブログ

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セレクトセールに行っている”ドスコイさん”からメールがきたのでセールについて少々。

今年のセレクトセールであるが、例年に比べやや不調のようである。
ディープインパクトの仔だけが平均購買価格を上回っているようであるが・・・。
まぁ~今までが高すぎたという考え方もないでもない。
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競走馬購入の場合、やはり”ブランド”という部分は無視する事ができない。
だが、車や時計、カメラにバック・・・いわゆる”嗜好品”といわれるものとは少し意味合いが異なり、
相手は競走馬、動物なのである。
走るか、走らないかは生産者や競馬関係者を含めて誰もわからない。

車やカメラが好きな私、写真人ではあるが、今年発売されたBMWやVWの新型車は確かに良い。
また、デジ一眼のカメラにしても魅力的な機種が発売されている。
毎年春に行われる東京モーターショーやフォト イメージング エキスポは毎年のように足を運んでいる。
・・・もちろん、タダ券が手に入ればの話でだが(=セコッ!!。
新発売となる車やカメラを実際に手で触れ、良さげと思えば買おうと思う・・・
ポルシェやライカ・・・年収いちおくえぇ~んになったらの話だが・・・。

競走馬はどうだろう!?

見ただけ、触っただけ、血統だけでは活躍するかどうかはわからない。
では、何故、何千万円(=家一件分)も出して買うのかっ!?

ロマンなのである。

・・・お金持ち&セレブのロマン・・・。

海好きはクルーザーを買い、車好きはフェラーリを買う。自家用ジェットまで買うお金持ちもいる。
・・・競馬好きなお金持ち&セレブは馬券はホドホドに競走馬を買う。

・・・羨ましい・・・&・・・惨め・・・である・・・私、写真人(涙。

多分、私、写真人も個人資産・にじゅぅ~おくえぇ~んくらいあったら、馬券なぞ買わぬっ!
競走馬を買う。しかもウエストのくびれた牝馬ばかり・・・。
で、引退したら繁殖にまわし、またその仔を走らす。
それを繰り返しながら、新しい血統も入れつつ20年経って、
悲願の”三大ダービー(日本・アメリカ・イギリス)制覇をもくろむ・・・。

すごいなぁ~・・・気持ちいいなぁ~・・・。・・・・・・虚しいなぁ~・・・・・・夢想・・・(涙。

夢想する分にはタダなのでいくらでも夢想する・・・夢想はしても夢精はしない私、写真人なのだっ!

今年から、セレクトセールで”マスコミは排除する(=もしくは遠慮願う)”なんていううわさがあった。
そりゃ~そうである。馬を買うわけでもないのに、毎年セールにきては、馬主や生産者と
飲めや歌えの小宴会状態・・・。タダ飯、タダ酒・・・恥ずかしい~ったらありゃしないっ!

アメリカで本格的に競馬の写真を始めた私、写真人。

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アメリカ、イギリスではセールはまだしも、生産牧場なんてそうそう簡単には見学させてもらえない。
”吉田一族”や”マイネル軍団”クラスの生産牧場やセールなんて、見学はおろか、取材もNGである。
ただ、巨大牧場は企業として確立しているので、いわゆる”広報部”があり、自らマスコミには対応している。
必要とあらば写真を配布してくれたり、プレスリリースも発表している。
一般ファンはどんなに熱心なファンでもお断りなのである・・・馬を買うのであれば別だが・・・。

”巨大牧場=特権階級の社交場・・・ビンボ~人、お断りっ!”

というようなイメージがヒジョ~~~に強い、私、写真人(=卑屈人)。
牧場なんて・・・セールなんて・・・そうそうに入れるものとは思わない私、写真人なのである。

今年のセレクトから、マスコミを排除しよう!・・・というような考えはわからないでもない。
競馬の事なんて1%しか知らない、うちのカミサン(=神さん)なんて、セールでどんな馬が売られようが、どんな値段がつこうが興味なしっ!
・・・むしろ、近所のフジスーパーの”火曜日セール”の方が興味津々なのである。
その程度だ、競馬に興味のないフツ~の人々は・・・。

今年から、マスコミは馬主とは同じテーブルにつく事も許されず、ビュッフェスタイルの食事も参加出来ない。
マスコミは地元の仕出屋が用意した”弁当”だけということになった。オマケで缶のお茶くらいは付く。
そうでなくてはいかんっ!いくら競馬マスコミが足を運んだところで競争馬の売買にはなんら影響はない。
そればかりか、競走馬を買えないファンのPOGの肥やしにしかならない・・・。
競争馬はセレブのものである。ステータスが失われたら競馬のレベルが損なわれてしまう。

競馬はロマンであり、夢想なのである・・・ガハハハハハッ!!

が!

「”ビンボ~競馬マスコミは蚊帳の外で弁当でも喰ってろ!”・・・なんてセコイ仕打ち!」
・・・などという記事が一部の競馬雑誌で書かれた(注意:私、写真人のかなり意訳!)
それをたまたま目にした吉田照哉さん、
「なんとセコイ事をしているんだっ!例年通り、マスコミの方々も大切にしなさいっ!」
というようなお達しがあったらしい。

男である。偉人である。ビックである。宇宙人である。

照哉さん、かなりの大物である。なかなか出来ない事だっ!
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まず、競馬を盛り上げなければどうしょうもない・・・。
逆に言えば日本の競馬は海外とは違い、むしろ庶民のモノになりつつあるのではなかろうか?!
その一環として、”クラブ馬システム”なんてのが存在する日本なのである。

セールに訪れる人々を差別する事なく・・・。
そうか、そうか、吉田一族・・・日本の競馬発展のために努力してるのねっ!?

変に納得する、私、写真人であった。

でも、なぜか海外での牧場体験がトラウマになって北海道の牧場は敷居が高い、私、写真人である。
来年は行ってみようかなぁ~・・・もちろん、交通費くらいは自腹で・・・。