09産地馬体 浦河

今朝、早く起きてお天気をチェック。・・・午前中は曇り空・・・午後から雨予報。
何とかなるかっ！？馬体検査は午前中だし・・・。

で、同行のＮ君と朝食

「今日は１２時から馬体検査なんですよね・・・。お昼どうします？！」
とＮ君
「へっ、今年は１２時からなの！？知らなかった・・・。
それよりキミィ～、お昼の心配よりお天気の心配でしょ！！今日は午後から雨なのよ。わかってんの？？」
「大丈夫ですよ、カッパ持ってきましたから・・・」
頭の中が”ノー天気”なＮ君。
まぁ～良い、キミは春の北海道、雨の北海道を知らない！痛い目に遭うだろう・・・・。

１２時ちょうどに”流れ作業撮影”の開始。これから３時間、仙人にでもなった境地で写真を撮らねばならない・・・。いやっ、仙人だと楽だろう・・・修行僧の境地だ！

「寒すぎますよ、写真人さん！寒すぎて死にそうなんですけど・・・」
何を言うかっ、昼飯の心配をしていたヤツが！
私、写真人は悪天候には強いのである。防塵防滴の”信頼のパートナー”オリンパス　E-3の出番である。
他の”EOS使い”のカメラマン達はビニールでカメラとレンズをぐるぐる巻きにしているが、
私、写真人だけカメラもレンズも雨ざらし・・・。ガハハハハッ、参ったかっ！

参った・・・。

さすがに素手で撮影していると、手がかじかむ・・・。
Ｎ君がたまたま、使い捨てカイロを持っている。ぴたっとくっつくタイプ・・・。

これは見逃せない！

すぐさまＮ君から奪い、我がオリンパスE-3のグリップにピタッ。
あったかぁ～～～～い！

使い捨てカイロを奪ったせいで怒っているのか、凍死寸前なのか無口になるＮ君・・・。
良い良い、今日のキミは所詮私、写真人のアシスタントでしかないのだよ。
キミが死んでも私、写真人が生きていれば写真は撮れる。
競馬ファンが望むのはキミの生死ではなく、馬の写真なのである！

なんとか撮影を終え暖房をガンガンに効かせて車で浦河から静内へ移動
・・・って、コラ～～～ッ、Ｎ～～～寝るなぁ～！！

コヤツ、明日はしこたま鍛えなくてはならないなっ！
明日はＴシャツ、半パンで撮影に付き合わすとするかっ！？