とはいえ、ベトナムは社会主義の国なので、半官半民だ。
売り上げの何パーセントかは国に収めなければならない(税別)。
競馬そのものが会社なので、日本中央競馬会のように競馬場には”場長”と言うような役職はない。
支配人がいて、マネージャーがいる。
支配人は英語が堪能なオジサンなのであるが、マネージャーは女性である。
ミス・ホーン。
30代の熟女。なかなかである。
ホーンさんはマネージャーと言う役職からすべてを仕切る。
馬券、厩舎、騎手、調教師、警備、場内での販売(=カフェやレストラン)、広報、総務・・・。
多忙なキャリアウーマンだ!
競馬の視察で日本にも来た事がある。
完全無欠のフリーの私、写真人、”飛び込み”で取材を申し込んだのであるが、快く引き受けてくれた。
ベトナム競馬についてはこのブログでも順次紹介する。
すでに「週間新潮」誌には発表しているのではあるが・・・。
このホーンさん。何度目かの訪問の際
「ウチの会社はブンタウ(=ホーチミン南にあるリゾート地)にもドックレースをやっているのよ。
今度、私と一緒にそちらにも行きませんか!?楽しいですよ。
ホテルが必要なら、うちの会社で予約しておきますよ・・・うふふふっ・・・」
「行く、行く、いくぅ~~~~~!!」
である。
なんと大胆な。いきなりデートの誘い、しかもホテル、・・・どうする、私、写真人。
「イエス、イエス、アイアム、フリージャパニーズ!アイラヴホテル」
とのたうちまわった!
翌日、連絡があり、なんとブンタウでも高級なリゾートホテルを予約してくれたという。
うひょぉ~~~~である。
「ホテルは予約しておいたので、お好きなときにいらしてねっ。
私は仕事があるので、会社のバスでホーチミンに戻りますけど・・・。
エンジョイしてくださいね!!」
・・・・キャンセルである。
結局、出発の日はデタム(=欧米バックパッカーの巣)の屋台で安酒を・・・。
JRAにもキレイなおねぇ~~さんがいればなぁ~・・・・・(涙。