”ドラえもん”で有名な出版社の知人・Tさんと久々に夕飯を喰うためである。
・・・もちろん、彼のオゴリというから行ったのだけど。
Tさん、無類の競馬好き・・・というよりほとんど病気のヒト。
趣味を超えている。最近、子供が生まれるので自宅を改築しているため金がない。
競馬を控えているのだとか・・・。そのほうが良い!自分のため、奥さんのため、子供のため。
で、神保町は本の街。
様々な本屋さんが立ち並び出版社も数多くある場所。
たまたま入った古本屋さんで6年前の「SWITCH」を購入。
銀塩写真の特集記事。お代は500円。なかなか良い買い物だった。
せっかく出版の街に来たので営業も忘れない私。
”某大手出版社”のスポーツ雑誌の編集部へ。もちろんアポ有り。
ライカをぶら下げ、京セラの”サムライZ2”という
10年以上前のカメラで撮った最近の写真を持っていった。
もちろん競馬の写真。
パラパラと写真をめくりながら眺める担当様。
何も返ってこないのでちょっと説明。
「今日の写真はハーフ版の昔の”おもちゃ”のようなカメラで撮った写真なんですよね~。」
と私。
「・・・おもちゃのようなカメラですか!?今日お持ちのそのカメラ(=ライカを指指して)
のようなカメラなんですかねっ・・・」
と担当様。
「・・・・・・・・・・・・・・・・」
当然、無言になる私。
ライカをおもちゃと同等にみなすなんて・・・。ただモノではないぞっ。
あえて”これっ、ライカなんですけど・・・”とは言わなかった・・・・。
大手出版社、恐るべし!
その後はのらりくらり話をしてとっとと退散。くわばら・・・くわばら・・・。
その後、Tさんを食事。
「おっ、ライカ持ってんの!?見せて、見せて・・・。」
Tさん、カメラなんて興味ないけどそこは出版社の人間、ライカぐらいは知っている。
・・・まぁ~あれこれ営業へ行くといろんな担当様がいるものだ。