購入順に紹介している「模型紹介シリーズ」、2001年に発売した初期のHG製品。

今回は「国鉄583系 寝台特急はくつる」(TOMIX製)になります。

購入は2014年の2月に、某模型店の中古品に「HGの583系・室内灯入り」がお手頃な価格で売っていたため、購入したのがきっかけ。当時2013年から始まった大量入線で、1編成当たりに時間をかけておらず、帰宅後も簡単な整備だけでその後登場しない車両となってしまいました。

この製品HGではあるものの、旧製品がゆえの見劣り感が多数有り、今回手直しを行い「現在でも戦える姿に近づける」ことにしました。

なお、工程が多岐にわたるため、数回に分ける記事とします。

 

それでは模型を見ていきます。

説明書を見る限り、TOMIX製583系の登場かHGシリーズの登場のモデルで、カラー写真入りのパンフレット付きという、TOMIXとしては、当時チカラの入れた製品だったようです。

塗装の劣化や汚れ等、使用感や経年劣化が見られます。ただしめがねを掛けた場合で、裸眼だとわからないレベル(老眼)。

ヘッドマークは「はくつる」のみで、他の付属品は無し。

13両のフル編成で「キャスコ製ケース」に入っており、当時では珍しかった「リール式室内灯」を装着。しかもウエイトに直接はんだ付けしているという、気合いが入った製品でした。

 

パーツ取り付けは、一応済んでいるものの「列車無線アンテナは無し」・・・、接着剤使用していなくて飛んだんでしょうね。

 

「内装は真っ白」屋根上のベンチレーターは「黄ばんだ物やそうでもないもの」、「内装は全体的に黄ばんでいる」

黄ばんでいるのは「経年劣化」or「日焼け」or「たばこのヤニ」のいずれかだと思われます。

「ウエイトの錆」は進んでいるものの、はんだ付けしている関係上室内灯は正常なので今回はそのまま。

内装は追加したいですね。

 

屋根上の碍子も、色を塗る予定ですが、この記事の執筆時(3/19)はまとまった時間が取れないことから、まだ塗ってません。

 

と言うことで、優先して手を入れる車両はこの7両として、他の車両はケースに戻しました。

最初に「クハネ」・・・、いや「ライトのLED化」に手間がかかるので、「食堂車」にします。

 

写真じゃわからないかもしれませんが「黄ばんでます」。

おそらくなんですが「たばこのヤニ説」が強いですね、これは塗料がなかなか乗らなかった事での推測です。

たばこのヤニ自体は、「マジックリン」でのつけ置きで落とせるんですが、自作室内灯の部品が内装に穴を開けて、ウラのおもりにはんだ付けしていることから、清掃は断念しています。

 

室内灯も「一般席」と「調理室」では、色分けしているようです。

 

ちょっと時間かかりましたが、座席はWikiの写真にあった「赤・白」としてみました。

いつものように「赤いイス」「オレンジのイス」でも良いんですけどね。

調理室は、今回は詳細写真が出てこないので省略。

 

と言うことで、こんな感じになりました。

個人的には「白色LED」でもいい気がしますが、元のLEDの色が不明なのでそのままにしています。

白色で色塗った場合なら、「無水エタノールで色落とせます」が、自爆しそうなので辞めときます。

このあと「クハネの再整備」に入りますが、結構なボリュームになったので、次回にします。

 

以上、「旧製品の583系をよみがえらせる、一回目」でした。