このところ、「日付シリーズ」で大量の車両を登場させていました。記事には記載していませんが、すれ違い車両も含めて「交検(3年に一度の清掃や試運転)」も実施。片付ける際に「棚に入らなくなった車両たち」を少しでも片付けるべく、見直しを行っていたところ、このセットが出てきました。

●183系特急電車「たんば」(4両)

●183系特急電車「まいづる」(3両)

写真見てもわかると思いますが、2セットずつ有りましていわゆる「おかわり」しています。

1セット目(2017年8月発売)は「たんば」&「まいづる」として整備。

2セット目の「たんば」(写真左)が旧製品で、2005年2月製で中古で購入。さらに2017年製の「まいづる」が特価販売されていましたので追加購入。これで別の特急も再現できる状態でした。

 

●ビック・エックス

「北近畿ビックXネットワーク」と言うのが正式名称で、近畿地方北部の特急が福知山駅でエックス状に交わることから、1996年3月に名前が付けられました。

その際、山陰本線の一部(嵯峨野線・舞鶴線含む)が電化化されたことで、特急も「元雷鳥の485系」を魔改造し183系化して走らせていました。(交流機器は長尾線交流電化化用の車両に転用)

現在は「こうのとり」「はしだて」「まいづる」に播但線経由の「はまかぜ」となっていますが、485系当時は「北近畿」「きのさき」「はしだて」「まいづる」「たんば」「文殊」「タンゴ・エクスプローラー」「ダンゴ・ディスカバリー」など、多数の特急が走っており、ヘッドマークもカラフルな車両が多かったことから、出来るなら増やしたいなと思っています。

これも当時、「地元撮影のブロ友さん」が数人居たのが、かなり影響しています。

 

車両構成ですが、「A編成(4両)」「B編成(6両)」「C編成(3両)」の3パターンで、A編成とC編成が分割併合運転対応で、B編成が6両固定で運転。B編成のみ国鉄色で、A・Cは西日本専用色となっていました。

現行の287系・289系だとヘッドマークがないため魅力が半減してしまいましたが、「L特急好き」な世代としては、カラフルなヘッドマークは見逃せないと思います。

はい、「L特急」に反応した方、「昭和のおじさん・おばさん認定」です。

民営化後に登場したヘッドマークとはいえ、国鉄形車両が運行されいた以上、収集の対象になるでしょう。

※この発想は「スパイラル」に陥りますので、注意が必要です。

 

と言うことで、旧製品「たんば」+現行品「まいづる」の組み合わせで、「はしだて」として整備していきます。

旧製品がゆえの差異も出てきますが、「白色LEDライト」「線ばね式TNカプラー」「M5モーター」等があげられますね。

 

付属品ですが「信号炎管」「ホイッスル」「列車無線アンテナ」「特急シンボルマーク」「トイレタンク」「スノープロウ(台車)」「穴開け用治具」「インレタ」と、「はしだてのヘッドマーク」になります。

あれ?ヘッドマークが1個しかないぞ!

 

どうも中間のヘッドマークは交換しないため、各セットに1個ずつ付属するので合っているようです。

ちなみにおかわりしているので「ヘッドマークが4個」なので中間車も入れようと考えていましたが、付属品が300番台サイズだったので、中間の200番台用(一回り小さい)には転用できないようですorz

 

屋根の穴開けなんですが、列車無線アンテナ用の0.5mmを開けています。

ただし屋根が485系の物だったようで、2017年製の物とは位置が異なっているという、罠が存在しました。

まぁ、いっか。

 

もちろん「183系化の屋根」も再現されています。

 

部品取り付け後。

列車無線アンテナは、新製品の治具使うべきだったかもしれませんが、気がつくのが遅かったorz

 

台車に「スノープロウ」取り付け。

以前ブロ友さんが「TOMIXだけにあるのでエラーだ」と言われていましたが、KATOさんが省略(旧製品)していただけです。

※他のAssyからの流用で、ポン付けで再現は可能です。

 

「トイレタンク」の取り付け。

 

逆側は「ヘッドマークの交換」と、中間側は「ヘッドライトのオフ」で、整備完了。

 

つづいて3両セットも「まいづる→はしだて」のヘッドマークを装着し、他の整備も完了しました。

 

これで、「3+4」の組成が完了・・・とはいきません。

 

モーターが違うので動作確認。

あ、やっぱりダメか・・・。

「M9モーター」が初期中速形、「M5モーター」が初期高速型なので、モーターを合わせないとダメかも。

 

そこで「北近畿」のM車に変えてみます。

そうすると強調しますね。(連結してません)

 

と言うことで、「北近畿」とモーターを入れ替えました。

これでバッチリなのですが、今考えたら「片側T車化」したほうが、動力の予備確保出来たというメリットがありました。

それを他の編成に回して「2M化」したほうが、正解だったかもしれません。

 

結局ライト点灯させました。

色は若干クリームが違いますが、実車でも有ったと思われる誤差なので、ヨシとします。

 

これで「はしだて」として、整備完了です。

 

おお、良い感じですね。

室内灯なんですが、いずれは組み込むことになると思うのですが、現行標準の「TORM」のLED切断箇所を減らすべく、21m車への組み込みで捻出した「Ilumi」(F-modells製)を20m車に組み込む必要があり、時間と予算がないため、今回は組み込まずに出場させます。

 

この組み合わせは微妙なんですが、「リバイバル運転」と言うことで、登場させました。

 

●キハ181系国鉄色「臨時特急 あさしお」

電化化前に走っていた特急が「あさしお」で、それのリバイバル運転としました。

こちらは「やくも」として整備している物で、中間先頭車(単品)にヘッドマークが付属していました。

本当は「211系」を登場させたかったのですが、最近「221系の日」で登場したばかりなので、それ以外を考えたら、こうなりました。

「キハ181系」も味が合って良いですよね。

 

4+3の編成。

このパターンで「北近畿」にも充当されたようです。

 


それも225系の日に、入線整備記事より前に、やっちゃったんですけどね。

 

トンネル設置前の写真。

 

そして「秋風景」のすれ違い。

今は「春風景」に変更していますので、撮影時期でバレますねorz

 

と言うことで「はしだて」として整備完了。

これで、「北近畿」「まいづる」「たんば」「はしだて」と揃いました。

まだ、「文殊」「きのさき」が再現していないので、今後増備が必要になってきそうです。

ただし、再生産がないのでかなり厳しい状況ではありますね。

 

以上、「183系はしだての落成」でした。

※車両をまとめたので、ケース1個分減りました。