模型の導入順に、当時の思い出を話しながら同時に交検(定期運転検査)を行っている「模型紹介シリーズ」。

今回は「24系25形100番台 寝台特急 なは」になります。

かつて新大阪~西鹿児島間を結んでいた寝台特急で、客車列車の他に581系なんかも走っていた時期も有りました。

名称の「なは」は、当然沖縄には行きませんが、昭和の一部、沖縄が「米軍の領土だった時代があり」変換を願って車名に付けたという話も子供の頃見た記憶があります。これは「ウィキペディア」には載ってないですね。

 

模型の方なんですが、「さよなら なは・あかつき」で作った金型の通常製品化にあたります。

「さよならシリーズ」は値段も高い分、「新規金型を製作する」という意味合いもあり、数年後に市販版として値段を跳ね上げずに販売するという、トミックスさんの方式です。

市販化されたのが「単独 なは時代」と言うことで、結構違いますね。

これが、以前お話しした「KATO製20系さくら(長崎編成/佐世保編成)」と同時期に発売した製品となり、「春は欲しいものが多い時期」と言うことで、「なは」を選択した結果、「20系さくらが手に入らない(プレミア)」となってしまったわけです。これが失敗だったかというと、「なはも再販無し(中古で見かけない)」ですので失敗では無いけど、悩ましい選択となりました。

当時は「14系・24系列を優先していた」「20系は解禁していない(1本有り)」だったので、しかたない面も有りましたね。

 

話が脱線しました。

 

なはと言うと、やはり魔改造車両が入っており「個室寝台のデュエット」「個室寝台のソロ」「座席車のレガート」の3両が特徴的です。

 

●デュエット(二人用個室)

14系や24系列のブルトレは、魔改造で2階建てにするケースが多く、これがブルトレごとに異なるため、優先的に集めたくなるんですよ。ましてこの車両「オハネフ25-2200」という、2階建てで車掌室も付いているという特徴的な車両で、前回の検査整備までは、「閑散期仕様」として、わざと最後尾でテール光らせてました。

車番は、「オハネフ25-2209」で、元が「オハネフ25-209」からの魔改造。元版に「+2000」ですね。

「2106」「2108」「2209」の3両が改造されています。

 

これはこれで、面白いと思いますよ。

その後「なは・あかつき」が入線して、単独走行させるとこの景色が拝めるため、このセットはフル編成化して、中間綴じ込めとなりました。

 

●ソロ・一人用個室

こちらは「スハネ25-2124」で、元「オハネ25-124」からの魔改造車。

「2124」「2126」「2131」の3両が製作されており、元番号に「+2000」されている。

 

内装は「エヌ小屋製」が入っています。

 

●レガート・座席車

形式は「オハ24-300」で、「サロ481からの魔改造車」になります。

改造としてはやはり3つで、「301」「302」「303」で、元番が「52」「101」「102」(485系ボンネットの初期車で、製作は東急/東急/近車製)で、単独「なは」だけの塗装になります。

こちらは、追加で枕カバー必要かな。

 

●オハネフ/オハネ25-100(200)

後期形の細い窓(寝台側)が特徴で、この形式が好きでしたね。

内装は、オリジナルの開放B寝台・・・ん?貼ってないのかコレ。

 

「ガ~ン、ホントに貼ってなかったorz」

解放B寝台は、両数が多いので時間を掛け黙々と貼っていく。

この時期入線数が多くて、作業を省略したんだと思われます。

「地獄の解放B寝台」の幕開けです。

 

細窓だと、目立たないなorz

 

黙々と貼っていきます。

 

レガート車は後回しで、次回かな?

 

と言うことで、「車輪清掃」だけでは出場出来ないことが判明。

並行して行っている「横浜線205系」と一緒に、順次施工していきたいと思います。

 

以上、「長くなりそうな、寝台特急なは」でした。