模型の導入順に、当時の思い出を話しながら同時に交検(定期運転検査)を行っている「模型紹介シリーズ」。

今回は「加古川線125系」です。

この車両の入線のきっかけになったのは、Yahoo!ブログ時代のブロ友「工場長さん」が頻繁に撮影されていた関係で、欲しくなってしまった言うのが実情でした。

 

実際に2019年に加古川へ訪れた際は、残念ながら105系顔の103系しか会えなかったのですが、それでも加古川駅を撮影出来たのは大きかったですね。

 

特にこのカーブ部分、うちの線形に似ています。

 

実際に125系に出会えたのは、今年一月の敦賀駅で、北陸本線での折り返しにかろうじて撮影出来ました。

125系は、自治体が何らかの形で出資したため、「小浜線」と「加古川線」に新車を導入したという特殊な経歴があります。

うちの近所の「南武支線205系」も、川崎市が「小田栄駅新設」で費用負担したので、車両の座席やライトのLED化帯の張り替えなど、更新工事したりしているので、その辺はJR西日本とJR東日本は同じですね。

余談ですが、JR発足後の車両形式なんですが、うまく被らないようにしていますね。

●119系 飯田線(国鉄→JR東海)

●121系 予讃本線他(国鉄→JR四国)

●123系 宇野線/辰野支線/飯田線他(国鉄→JR西日本・JR東日本・JR東海)

●125系 小浜線/加古川線(JR西日本)

●E127系 上越線/篠ノ井線/大糸線他(JR東日本)

●E129系 上越線他(JR東日本)

●E131系 内房・外房線/日光線/相模線他(JR東日本)

気動車も同じです。

 

話が脱線しました。

 

このセット、うちでは珍しく「グリーンマックス製」で、特価品を待ってからの購入だったので、2013年と2017年に導入して、やっと走れるようになりました。

これ1両の価格ですから、特価でも十分高いです。

 

一応当時の技術結晶させたモデルで、「外から見えにくい動力」「室内灯対応」「LED式ヘッドライト」と、現代風になってはいるんですが、随所の作りが昔の方式なので、あまり導入はしていません。

塗装と造形は、良い製品が多いので、ちょっと残念です。

 

「色つき内装」はキレイなんですが、室内灯を支えることが出来ない構造・・・。

「ライトユニットは片側だけ」で、別に部品を買ってきて付けると、今度は室内灯が付けられないという・・・。

それを回避するには2両必要になるため、揃うまで時間が掛かりました。

昔からGM製品を扱っている人から「文句言うより手を動かせ」と言う言葉が聞こえてきそうですが、平成に入ってから模型を始めた私としては、「時代が変わった」としか言えません。

 

話が脱線しました。

 

連結器部分は、今となっては珍しい「ドローバー連結方式」。

これ、昔はKATOさんもやっていた時期があったようで、「カプラーポケットじゃないほうの、脱着式連結器」は、その名残りです。

これをTN化できるんですけど、昔の「線バネタイプ」を使う必要が有り絶版品なので、なかなか難しい所です。

 

パンタグラフの方は、今回「ガンダムメッキシルバー」で塗装。

何気に便利な「ガンダムマーカー」です。

ただし、メッキの輝きは導入時だけで、今は黒っぽい灰色化してるとは思います。

 

例との方は、オレンジには見えないので、電球色LEDなのかな?

合格範囲なので、今回は交換せず。

それと加古川線は、終点駅での接続は有るものの、基本単線なのですれ違い車両が準備出来ず。

せめて103系でも持っていればなぁ。

または加古川線色のキハでも良いんですけど、それも持ってませんorz

 

色々と言ってますが、かっこいい車両だと思います。

 

【254】JR 125形「加古川線」

メーカー:グリーンマックス製<4165/4166>

発売:2011年9月/2015年7月

導入時期:2013年1月6日/2017年?(新品)

形式:JR西日本 125系3次車(加古川線仕様)

両数:2両

改造:パンタ塗装

 

●導入経緯

ブロ友さんが頻繁に写真を掲載していたため、実際にいつも見ているような錯覚におちいり、その影響で欲しくなっていた所、「特価品」で売っていたので購入。その後気長に待っていたら、増結の方も特価になり購入しました。

これはかなりレアケースですね。

 

ちょっと、単線らしい部分が現状でないため、似合うシーンが撮れないのはごめんなさい。

本格的に、増設の支線を製作しなきゃなりませんね。

 

2両編成と言うことで、上の部分から分岐する支線(2両編成ホーム)用には使える車両なんですけど、まだ出来てませんorz

 

当時(2013年2月)の在籍数。

急行型 6両/特急形 134両

通勤形 305両/近郊型 87両(125系 2両)/気動車 15両/電気機関車 80両

蒸気機関車 1両/電気機関車 80両/ディーゼル機関車 13両

貨車 314両/緩急車 14両/特殊貨車両 2両/事業用車 16両

客車 348両

私鉄通勤車 10両/私鉄特急 32両/私鉄機関車2両/私鉄貨車9両

外国形 17両

合計 1404両(後日追加した車両分含む)

うちM9モーター101個目(なんのモーターなんだろう)

 

ローカル線ぽくない顔つきですが、私としては今の顔よりもこの頃の方が好きかな。

結局2路線のみの導入で終わっちゃった形式ですが、これからも頑張って貰いたいですね。

 

以上、「自治体出資の新系列電車、加古川線125系」でした。