現行製品がリニューアル後の丸目仕様。しかし、登場時の角目仕様も捨てがたいし、関東住まいの私でさえ「電車でGO!」初代からお世話になっていた思い出の車両。旧製品になったといえども、その姿を生かして走行させたいとの思う。

 

前回のあらすじ

 本来なら簡単にできる「電球色LED化(LED交換)」なんですが、この車両に使われている基板及びLEDは特殊形状となっており、簡単には交換出来ない。そのため「交換予定でボディーを開ける→諦める」を10年繰り返してきた。

さすがに10年経てば色々な案が出てくる。

そこで回路構成を確認し、「ライトLEDを撤去+抵抗を移設」しスペースを作り、砲弾形の「電球色LED」の換装に成功。

当たる部分を削り、なんとか点灯させる所までやってきました。残るは「光漏れ問題」・・・。

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最初の写真とこの写真は、LEDを換装後にいっさい遮光を行っていない状態。

後で調べたら元の抵抗値が470Ωでは無く4700Ωだという事で、勘違いで乗せ換えたチップ抵抗が「470Ω」。テール側のLEDはそのままですが、結果的に明るくなりました。(光漏れ対策で大きい抵抗を使っていた可能性有り)

ここから、「苦悩の遮光テスト」が始まります。

 

●テール側の導光材の中央部を黒で遮光。

ライトのLEDが中央に1つになったので、これで行けるか?

 

最初よりはまともになっているが、全然ダメ。

次の手を行ってみます。

 

●テールの導光材の、中央部分を切断

元々左右のLED直当てしているため、中央の導光材部分は不要なハズ。

ここまでは予定していた通りでした。

 

おお、ライトとテールは明るくなりました。

写真だと光漏れが多く写っていますが、実際はもう少し少なめ。

これはカメラが少量の光も取り込み、勝手に補正しているのも関係しています。あとシャッタースピード遅すぎか。

 

●ライトとテールの間を、塗装して遮光

遮光と言っても「黒」だけと言うわけでは無く「白」や「銀」も有りだと思う。

後の2色の方が暗くならない。

 

●光量アップの関係でケース内を銀に塗る

使ったのは「ガンダムメッキマーカー」なんですが、コレも効果がある。

※仮のビニールテープに色を塗るのも「かんちょクォリティ」です。普通はやりません、新快速だけに。

 

う~ん、あまり効果がない気がする。

現状(作成時)で思いついた遮光は、すべて行ってみた。

じつはこの改造は、思いつきでやったのでは無く、「すれ違い車両」にあたるので「裏交検」にあたりますが、内容がそこそこ濃いため、先に扱ってました。

 

とりあえずテスト走行。

今回時間切れにより不完全ですが、走行時の光漏れは、もう少し抑えられていますので、まだマシかな。

 

最悪、向き固定でテールやライトを光らなくすることも出来ますが、それは最終遮断です。

現状で加工したのは1両だけで、俗に言う「プロトタイプ」。大胆に床下を切った割には室内に光漏れも無かったのは成功しているとは思う。

 

そして、メインのすれ違い車両もスタンバイしていることから、時間切れになりました。

時間が2日過ぎたので、新たな遮光方法が2つ思いついていますので、続編がもう一回有るかもしれません。

いや、まだ「大和路線仕様」も加工しなきゃいけないので、そっちに託すかな・・・。

と言うことで、中途半端になってしまいましたがここで終了です。他に良い案がある方、コメントいただけると幸いです。

 

以上、「旧製品の221系を電球色LEDで光らせたい、遮光編」でした。

PS:紹介写真が最終仕様です。