模型の導入順に、当時の思い出を話しながら同時に交検(定期運転検査)を行っている「模型紹介シリーズ」。

今回は「さよなら あさかぜ」になります。

さよならあさかぜは、2005年(平成17年)3月のダイヤ改正で消滅した「下関あさかぜ(上り)」がベースで、2006年2月にTOMIXより発売になりました。

 

2005年3月というと、私は鉄ちゃんの復活はしていたものの、本格的に撮影し始めたのが2005年5月(鶴見線限定)でしたので、残念ながら撮影は出来ていません。また鉄道模型も始めていませんでした。

このセットは人気が高く、その後中古品でも価格が高騰・・・、当然手が出せる代物ではありませんでしたが、2012年の7月?に通常版にあたる「あさかぜ・西日本編成」が発売されて、その後乗り換え組が手放したため、一時的に中古市場が暴落。同年の年末の「ぽち鉄道模型フェスティバル」の最終日に、表示価格から○割引を使い、なんとか3万円台(それでも高い)で購入しました。

 

 

「さよならセット好き」な私でしたが、さすがに古い製品でしたので、「錆びウエイトの磨きだし」「電球テールの白色LED化」「旧式のB寝台」「抵抗が強い初期新集電(試作?)」「解放テコの無いEF66」など、手を掛ける前提じゃないとお勧め出来ない製品でもあります。

それでも購入したのは、「さよならセット収集(ブルトレ)」「車両ごとに違う台車の色」など、実車に近づけた仕様なため欲しかった為です。

 

電球のテールが「白色LED化」で、近代化するのは、当時はまだ感動してましたね。

 

台車に関しては、「黒い台車は現行の幅が広いものへ交換(PT400)」、それが出来ないグレー台車の場合は「現行車輪(先端が尖って抵抗が減る)への交換(0654)」への総取っ替え。車輪交換の方が割高になるため、台車枠交換の方が安く済みます。

※ブルトレ以外の抵抗がでかい新集電台車は、車輪交換をお勧めします。ほぼ(0653銀/0654黒)です。

 

EF66の方は、当時では市販されていないグレー床下でしたが、「解放テコが無し」だったので、KATO製のAssyで武装。

ただし、スカート側に取り付け部分が来るため、その後のボディーの取り外しは、注意が必要になります。

ライトは元から「電球色LED」でした。(さよならセットは標準装備)

 

今回の更新では、一部の室内灯のちらつく車両の「ウエイト磨き」と、全車「車輪清掃」だけで済みましたので、楽な方でした。

EF66 46号機の先頭が、かっこいいですね。

 

「あさかぜ」の最後は13両だったようですね。

 

【240】JR 24系「さよなら あさかぜ」セット

メーカー:TOMIX<92940>

発売:2006年2月

導入時期:2012年12月24日(中古品)

形式:EF66+24系「寝台特急あさかぜ」(JR西日本仕様)

両数:1+14両

改造:解放テコ追加(EF66)/白色LEDテール/内装追加/車輪交換+台車枠交換

 

●導入経緯

同年7月に通常版を購入していたため、正直購入するか迷いましたが、「床下グレー」「EF66が専用仕様」等、これはこれで購入する価値が有るため、安くなる時期を待っての購入となりました。

 

整備に手間が掛かっている分、愛着がわいてますね。

 

もちろん、内装を貼り付けているので、「古い製品感」は無くなってます。

ハシゴは追加したいかも・・・。

 

●スハ25-300

中間のロビーカーは、特徴の有るパンタグラフ付き。

カニが不足したことから、12系座席車を改造して、電気変圧器を積んだロビーカーでした。

確かパンタ付きの「スハ25-300」が3両、パンタ無しの「オハ25-300」が、「あさかぜ」と「瀬戸」での運用に入ってました。

 

●オハネフ25-300

カニが無い編成と言うことは、荷物室も無い為、最後尾のオハネフにも荷物室を増設。

特徴の有る車両になってました。

 

特徴の有った「あさかぜ」が、撮影開始の2ヶ月前に走っていたというのは、ホント残念です。

もしこの時点で、地元オヤジ撮り鉄仲間の「小堀商店さん」と知り合いだったら、間違いなく撮影に出かけてましたorz

 

解放B寝台が多い「あさかぜ」でしたが、キレイに揃っている銀帯だったのも、「JR西日本持ち」の特徴でも有りました。

 

当時(2012年12月)の在籍数。

急行型 6両/特急形 122両

通勤形 305両/近郊型 85両/気動車 15両

蒸気機関車 1両/電気機関車 77両(EF66 9両)/ディーゼル機関車 12両

貨車 314両/緩急車 14両/特殊貨車両 2両/事業用車 16両

客車 336両(24系 240両)

私鉄通勤車 6両/私鉄特急 32両/私鉄機関車2両/私鉄貨車9両

外国形 17両

合計 1370両(後日追加した車両分含む)

うちM9モーター98個目(1個追加)

※順調に増えるM9モーター・・・orz

 

この時点でのEF66は「1号機」「11号機」「20号機(試験塗装)」「41号機」「43号機」「46号機」「51号機」「53号機A(さよならふじぶさ)」「53号機B(入門セット)」でした。試験塗装以外は全部国鉄色です。

 

今回すれ違いとして登場しているのは、「251系スーパービュー踊り子」になります。

時期的に東京行きで、明るくなってからのすれ違いと言うことで選択しましたが、朝走ってないですねorz

こちらはKATO製の旧塗装(旧製品)を魔改造したもので、ちらつきの車輪清掃に手間取りました。

こちらも、すでに過去の車両ですね。

 

ゼロロクが、すべて運用離脱してしまって過去の車両になってしまったのは、ちょっと悲しいですね。

模型ではまだまだ活躍して貰います。

 

そうそう、最後尾のダミーカプラーのジャンパー線。今回追加で黒塗装しておきました。

この最後尾の特徴的な「オハネフ24-301」、2005年3月15日に撮影出来たのか・・・、休めないから無理ですね。

でも地元を走っていたと言うことで、一度は見てみたかったなぁ。

そんな思いをはせながら、今日もかんちょ鉄道では走り続けます・・・。

 

以上、「床下グレーの魔改造したセット、さよならあさかぜ」でした。