【KATO】新快速 223系1000番台<10-388/389>

マンネリな写真を打破するために、内回り線を復活させてすれ違い写真を撮影する方向に方針変更。その時に気まぐれですれ違い車両を引っ張り出してくるんですが、そもそも走らせていない車両を選んでいるため、そっちの方が整備に時間かかってしまう傾向になってます。

そんな苦労した裏話・・・。

 

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まずは引っ張り出してから、車輪を清掃して線路に並べます。

ここまではいつも通りなんですけど、前回走らせたのが2018年8月の運転会・・・。Yahoo!ブログ時代なので、下手するとアメバブログだと初登場じゃ無いかな?

元々、「電車でGO!プロフェッショナル」に登場した車両と言うことで、個人的に好きなのでこれを選びました。

発売も1998年と古い物で、当然旧動力の方向幕が光らない仕様。ライトは「電球LED化+フォグ部分をマッキーで塗装」したもの、それなりに気に入っています。

 

しかし、車輪清掃したのに「ほぼ室内灯が付いていない」「走らせると全車ちらつく」「逆側の先頭車は不灯」と、苦戦を強いられるのが明らかでした。

 

そこで、手っ取り早く通電をよくするために、「田宮 接点グリス」をピポッド部分に塗ります。

この製品「RCカーのウイッチなどに使って、火花を押さえ接触不良を防ぎ、電気の流れを良くします」と書いてありますので、KATO製の弱点でもある「ピポッド軸の汚れによる室内灯のちらつき」には最適かなと、試験導入しています。

やりかたも、「台車を外す」→「片側車輪を外す」→「軽くクリーニングする」→「グリスを穴に塗る」→「車輪を戻す」→「逆側の車輪を外す」→「同様に清掃」→「ボディーにネジ止めする」→「逆側の台車も同様にする」

と言うやり方。

片側3分ぐらいで、8両編成で1時間ぐらいですかね。

 

以前の「無水エタノール漬け」→「歯間ブラシでピポッド軸清掃」(酷い場合)だと、半日かかるため、心が折れて数日がかりでしたので、この方式が確立されればだいぶ楽になるかと・・・。

最近「ATFオイル使用」というのも見かけますが、一時的には良いと思いますが、長期に見た場合どう変化するのかが、ちょっと怖いので導入は見送ってます。

(長期密閉した箱の中に収納した車両が、臭気やホコリの寄せ付け等で、塗装が変化しないのか等が不安)

 

まぁ、「接点グリス」も様子見なのは、変わらないんですけどね。

 

「しなの」の時に確認済みですが、3分走らせるとちらつきは収まってました。

今回は「しなのより酷いちらつき」ですので、どうなるのか・・・。

この時点で、室内灯が点灯していない2両目が点灯していますので、かなり期待してます。

出来た車両から周回させています。

 

ただし、M車が空転しているので、先頭に機関車を繋げています。

 

げ!手が届かない所で横転してますorz

だれだ運転したのは・・・・・。

 

 

 

股尾前科「・・・・・。」

 

そうか、愛車だったな。

こうなってもしかたない車両と言うことか・・・。

 

そういえば運転会でも・・・。

 

「複線ドリフト!」

普段起きない現象が起きてました。

 

話が脱線しました。

 

動力の共調かな?機関車を後ろに連結して・・・。

 

げ、掃除していない2番線に入ってきたorz

ホーム長を稼ぐ(10両対応)ために、「カーブポイントレール」を付けているんですが、脱線した時にポイントが切り替わってしまったようです。

 

※写真のトンネルは、「プラレール用を改造中」のもの。

地下鉄トンネルが複線用サイズだったので、このトンネルはと確認した所、案の定「C317/C280」サイズでした。

これをパテ埋め修正し周りにパウダー蒔いたりすれば、脱着式のトンネルになると、踏んでます。

 

余計なことやってしまったので車輪が汚れましたorz

ホコリと汚れ拾ってしまったので、TOMIX製「レールクリーナー」で車輪清掃。

普段は「無水エタノール(現在品薄なので中止)」<「KATO製ユニクリーナー」=「TamTam製レールクリーニングリキッド」<「TOMIXレールクリーナー」<「オーディオテクニカ製カセットデッキクリーナー」と言う感じ。

 

KATO製とTamTam製は、臭いや効能が同じなので、製造元が一緒かと思い、量の多いTamTam製が標準。この2つは「汚れを落とす」方式で、TOMIX製が「汚れを溶かす」方式なんで、落ちない場合も数時間おいて再度掃除すると、落ちるんですよね。

なので、汚れが酷い場合のみ使ってます。

 

他に「ポポンデッタ製クイックレールクリーナー」と「車輪クリーニングペン」も併用。

 

やっぱり汚れましたorz

 

【KATO】50系 ゆうマニタイプ

余談ですが以前ホビーセンターで売っていた「ゆうマニ」ですが、双頭連結器付いているのでうらで活躍してます。

 

絶対にこんな連結無いんですけど、出しっぱなしの機関車を流用する際、楽出来ます。

裏話だからこそ、登場出来る実際にはあり得ない組み合わせです。

 

そして、一番の怪しい「クモハ223」ですが、完全に○んでますね。

どう見ても銅板の色じゃ無いです。(スパークしていた?)

この状態で「通電グリス」使ったらどうなるのか?

 

車輪、一部溶けてますねorz

 

無事室内灯付いてます(笑)

凄いのかもしれない。

 

ここで「シルバーシートマーク」が気になりましたが、登場時はあったみたいですね。

初回販売版の「1998年製では有り」、再販の「2006年版は無し」だそうです。

スカートも変更になっているとか・・・。

 

3分走らせた結果、全車復活!

これけっこう使えるかもしれない。

 

次に台車です。

空転しすぎるので、ゴムタイヤを交換します。

 

・・・と思ったら、交換用ゴムタイヤが見つからないorz

 

しかたないので新品の車輪(右)を、使うことにします。

ゴムが若干伸びて膨らんでる(左)気がします。

 

せこく「1輪のみの交換」です。

ここ外れるの知らない人多いのですが、こういう方法も出来ます。

 

外した車輪はゴムタイヤ交換して、ゴムタイヤ無しの車両(キハ25やE127系等)に流用します。

 

ついでなんで、ピポッド部には「接点グリス」、ギヤ部分には「セラグリスHG」(田宮製)を塗っておきます。

「セラグリスHG」も、走行時にうるさい動力には、有効です。

ただし、数年後に黄ばみますが、固着はしません。

 

うるさかったハズレ動力が、静かになりスムーズに動くように。

これもちょっとした裏技ですね。

 

とりあえずこれで全車完了。

メインの「スーパーはくと」の整備より、10倍ぐらい時間かかってますorz

 

テスト走行も問題なしです。

内回りは「C242カーブ」ですが、台車マウントはクリアします。

問題になるのは「21m車+ボディーマウントのKATO製品」ですね。TOMIXのボディーマウントは、連結器が凄く張り出すので、クリアします。

 

新幹線は全部ダメかもしれません。

 

この1000番台のデザイン、結構好きなんですよ。

前面転落ホロ付いても良いので、リニューアルしませんかね。

 

そして本番待ち。「スーパーはくと」を外回り線に乗せます。

 

無事「名脇役」の仕事を果たしました。

 

まぁ、こんな裏話ができあがっちゃったんですよ。

しかも、別の共演車両も含めると3編成目ですよ、予想外に手間かかってます。

なお、3年超えなので通常の「交検」は行っていますが、「座席塗装」などの追加整備は、今回は見送りました。

車両紹介の順番で言うと、100番ぐらいあとなので、いずれ再登場しますので、その時に追加整備しようと思います。

 

以上、「裏整備の話、第1話」でした。