模型の導入順に、当時の思い出を話しながら同時に交検(定期運転検査)を行っている「模型紹介シリーズ」。
今回は「東西線E231系800番台」です。
東西線という名前、全国にいくつあるのだろうと思いますが、水色と言うことで関西の・・・じゃない、東京メトロ乗り入れ用の車両になります。
昔は「東西線103系・301系」という呼び方だったんですが、今は何線所属?なのか不明ですね。
この車両、もう少し前に検査予定だったんですが、開けてみて唖然としました。
「内装と方向幕、貼ってないじゃん」
発売時期が悪かったんですよ、この後立て続けに「ブルトレが3本入線(7・8・9月/1本)」しているんですよ。当然ながら、そっちの内装貼り付けに時間が掛かるわけで、さっさと仕上げたんですね。
さらに今回は線路に乗せた所・・・。
「カプラー無いじゃんorz」
これは焦りました。
前回の走行は、運転会の「総武線祭り」で、2017年に「ぴょん太鉄道さん」で走らせて以来ですから、これはダメかなと。
しかし、カプラーは意外のところから見つかる結果に・・・。
台車マウントながら「TNカプラーに交換」していたので、助かりました。
カバーもケースに落ちてました。
バネはありませんが、余ってますので復旧できました。
前述しましたが、今回の整備での追加は「座席の貼り付け」「方向幕の追加」、それと「パンタグラフの塗装」になります。
とくに実車が「3色LED方向幕」なので、この状態はかっこ悪いです。
調べたら「ジオマトリックスさんの方向幕」も、買ってあったようです。
コレを貼り付けます。
座席なんですが上下で色が異なるため、103系みたいに「青で塗装」という訳にはいかず、プリンターで印刷→両面テープ貼り付け→切り出し→貼り付けという、従来の方法を取りました。
見えづらいですが、優先席もちゃんと分けてます。(斜め線はなし)
色が変えられるのが、印刷貼り付けのメリットなんですが、時間かかるんですよ。
それだけの効果は、有るんですけどね。
パンタ部分も「ガンダムメッキマーカー」で、新車出場時の輝きになりました。
まぁ実車は汚れているんで、元がこうだったとは思わないんでしょうけど。
方向幕は「行徳」・・・レア幕を選択しています。
裏から黒に塗っておけば、四隅の光漏れ目立たなくなるんですが。その分方向幕が暗くなるので、微妙です。
前面は従来のままの「東西線直通」としました。
べつに付属の「無地の窓ガラス」も付属しているんですが、運行番号が無いみたいなので、交換は辞めました。
この車両、「E231系列」の中ではマイナーな車両になりますが、地下鉄直通の幅狭車体と、209系1000番台顔がすっきりとした印象で、2005年頃の301系/103系の置き換えの際に、「久しぶりの国電形」だなんて思ったりしました。
確か、川崎重工と東急車輌の2社で製造されたんでしたね。
現在、機器更新を「秋田車両センター」「郡山車両センター」で行っているとか・・・。
中央線に来ている209系1000番台との、並び写真撮りたいですね。朝夕だけだけど。
【206】JR (東京メトロ)東西線用 E231系800番台
メーカー:TOMIX製<92440/92441>
発売:2012年7月
導入時期:2012年7月27日(新品)
形式:E231系800番台(JR東日本仕様)
両数:10両
改造:TNカプラー/内装追加/パンタ塗装/方向幕追加
●導入経緯
鉄ちゃん復帰の直前に、東西線の301/103系が置き換えになり、その時点で「国電総研さん」の記事を読んでおり、新車導入の話を知りました。撮影するカメラは無かったのですが、よく乗った東西線の新車と言うことで、かなり気になっていたため、模型も導入しました。
座席貼り付けの効果、しっかり出ていますね。
この状態でレンタルレイアウトにて走らせると、そこそこ目立ちます。
日差しの関係で、地下区間から地上に出た感じに見えます。
当時(2012年7月)の在籍数。
急行型 6両/特急形 86両
通勤形 300両(E231系 20両)/近郊型 63両/気動車 9両
蒸気機関車 1両/電気機関車 65両/ディーゼル機関車 6両
貨車 306両/緩急車 14両/特殊貨車両 2両/事業用車 14両
客車 243両
私鉄通勤車 6両/私鉄特急 14両
外国形 14両
合計 1149両(後日追加した車両分含む)
しばらくは置き換えは無いと思いますが、E235系みたいな「水色レンジ」にはならないで欲しい所です。
朝夕ラッシュ時の運転がほとんどのようなので、乗る機会が極端に少ない車両ですが、久々に乗りに行きたくなっちゃいました。
以上、「メトロ東西線直通、低屋根では無いE231系800番台」でした。