事実は小説より奇なりみたいないろいろがありまして、なかなか、てれっとした日記を書く気分になれませんが。
えいやっと書いてみよう。
歯医者行ったよ。
初めての歯科医院で、わたし的にあたりだった。年配の大御所の先生は「わしが言うんだからごちゃごちゃ言うな」みたいな感じで質問してもあしらわれるけれど、40代くらいの経験も最先端の知識もある新進気鋭の先生だとわたしの質問にもがんがん答えてくれる。
へえ、いまの歯科ってそんなふうになってるんだ…
と思って帰ってきました。何しに行ってるんだ。それは取材か。
とりあえず、虫歯と思ってたのは知覚過敏で、その原因は歯ぎしりがひどくて歯が悪いバランスですりへって噛み合わせが悪いことで、歯ぎしりの原因はストレスなのだそうです。
ああね。ストレスね。
仕事していく以上、ストレスが合って当然…なんて思って生きてきたけれど、なんかもうわたし、ストレスフリーで生きていくことにした。
…つまり仕事しないってことか!?
…って思った人するどいよ。
小説で「仕事」はしないことにした。
誰かに使われるのではなく、自分で歩いていく。
ねじまげられないように。守り抜けるように。
それは仕事ではなく命賭けの遊びのようなものなんだと思う。
命を賭けて遊ぶことこそが、本当によい小説を生み出す条件なんじゃないかなと思った。
仕事は仕事でやるから。
納得いかない人の下で働きたくない、という、ある意味、この世で生きていく上で、究極のワガママを貫き通しても、それでもやれる仕事はあるものだなあと思う。そりゃ割は悪いけど。貧乏暇なしだけどさ。ワガママ貫くためだからしょうがないね。