形成外科では、
広背筋皮弁法で再建した左胸の経過観察をします。
今一度、説明しますと…
広背筋皮弁法とは、
背中の皮膚・脂肪・広背筋を血管がつながったままの状態で、脇の下を通して胸部に移動し、乳房形態を再建する方法です。
※国立がん研究センターホームページ参照
https://www.ncc.go.jp/jp/ncce/clinic/plastic_surgery/ps/02.html
■術跡
術後はなかなかエグかった手術跡もかなーり落ち着きました。
先生、お胸を見るなり、キレイキレイと嬉しそう。
どうも放射線には傷をキレイにする効果があるみたいで、ケロイドの治療にも放射線が使われるらしい。確かに放射線をあてた皮膚面は日焼けみたいになったけど、傷はフラットに目立たなくなっています。
そう思うと、ナイス放射線!
■硬さ
術後すぐは背中の筋肉こんもり入ってまーす!という感じで、硬く張っていて、熱も感じられた左胸。先生がふにふに触りながら、柔らかく
自然な感じになりましたねー!と嬉しそう。※注:女医さんです。
はり感もなくなり、体温も左右差を感じなくなりました。
■大きさ
再建チチは、術後の収縮を考慮して大きめに作られます。私の場合、術後すぐは右胸よりも左胸が2サイズアップくらいの勢いでした。腫れもあって、まぁパンパン。今は腫れも引き、お肉も馴染み、放射線攻撃をうけて少しサイズダウン。
それでもまだ左胸の方が大きいですが、左右差がマシになってきました。
■感覚
術後すぐは、感覚が無いわけではないけど、お肉が胸なのか、背中なのか混乱している感じで、意識と感覚に差があって、何とも表現し難い違和感だらけでした。
それもだいぶ一致してきたら、少し左胸下のほうにつっぱる感じが出てきました。
先生曰く「回復して感覚がもどってくると出てくる痛みもある」とのこと。
なるほどー!わからなかった痛みが分かるまでに回復したってことか!
■皮膚
放射線攻撃で焼けた皮膚は、保湿クリームと炎症を抑える軟膏でケアしながら、時とともにキレイになるのを待つしかない。
保湿クリームたっぷり処方してもらいました(・∀・)
3ヶ月はこんな感じです。
次は半年検診。
3月の診察は…確定申告後にしてもらいました(笑)
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