再建手術の方法として

人工物 or 自家組織

の選択肢があります。

 

いずれも保険適用です。

 

人工物はエキスパンダー(風船みたいなもの)で、胸を膨らませて皮膚を伸ばしてその中にシリコンインプラントを入れます。

実物を見せてもらいましたが、フニフニした半透明のキレイな形のシリコンでした。

垂れないし、

手術も比較的手軽で短時間、

胸以外を切らないから体への負担も少ない、

入院日数が短くて済むなどなどメリットもいっぱいありますが、

長期的にみると人工物なので定期的にメンテナンスをしないといけない、

10年後に取り換えないといけない・・・

そして何より「人工物」。

ついこの間、リンパ腫のニュースも出たばかりです。

 

自然治癒派の私は自分のお肉を使いたい!と、この点については最初からそう思っていました。

贅肉ならふんだんに蓄えている!という自負もありました。

余分なお肉が胸になるなら、こんな一石二鳥はないじゃないか、

とこれまたお気楽に考えておりましたが

冷静に考えると治療箇所以外を「切る」ということです。

当然、体への負担は増えます。

入院日数も長くなります。

切った場所には傷がつきます。

だけど、自分のお肉なので、異物反応がないです。

馴染んできたらメンテナンスも必要ないし、柔らかく、温かいお胸にもどります。

 

 

というわけで、自家組織再建を選択すると

次は「どこのお肉使います?」問題が出てきます。

候補は①背中②お腹③その他。

長くなったので次回へ。

 

※次回「再建手術~自家組織再建←背中 or お腹 どっちがいい?」へ続きます。

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