クロスフィルター | プールサイドの人魚姫

プールサイドの人魚姫

うつ病回復のきっかけとなった詩集出版、うつ病、不登校、いじめ、引きこもり、虐待などを経験した著者が
迷える人達に心のメッセージを贈る、言葉のかけらを拾い集めてください。

クロスフィルターで幻想的な光を捉えた水栓柱

クロスフィルターで幻想的な水滴を捉えた写真

クロスフィルターで幻想的に輝く水栓柱

クロスフィルターで幻想的な光を捉えた水栓柱

 

 

 この4枚のスナップ写真は昨年10月、浜離宮恩賜庭園へ秋桜を撮りに行った時のもの。クロスフィルターを購入して初めての撮影。庭園入口の直ぐ近くにある長椅子に腰掛け、コンビニで買ったオニギリを一つを頬張りながら「米の値上がりでオニギリも高くなった…」と心で愚痴を零しつつ、フィルターをタムロン70-300mmに装着。フィルターの説明に「イルミネーションの撮影に向いている」とあったので、夜景の撮影に使用するものだと思っていたため、日中の撮影ではさほど期待していなかったのだが、ファインダーを覗いて唖然とした。「ええ?何、この世界!」良い意味で期待を大きく裏切る結果に心が踊った。
 長椅子の直ぐ近くにあった水飲み場(水栓柱)がクロスフィルターを通して別世界の景観に大きく変化した。普段ならこの当たり前な水飲み場をカメラに収める事など考えもしないのだが、取り敢えずレンズを向けてみただけの事であった。そこにタイミングよく観光客の一人が手を洗い始めたのである。一枚目はピントも合って手と水栓柱も良く写っていると思うが、縦構図の方はかなり慌てて撮ったため、手ブレが激しくピントがボケ気味だが却ってそれがより一層、幻想的な光の世界を表現しているようにも思える。手指から零れ落ちる水滴に太陽の光が反射して、それはまるでキラキラ輝く銀色の宝石、或いは夜空に輝く星のようにも見えて来る。
 神秘的な宇宙空間をキリトル事が出来て、この日は帰宅後も気分よく「買って良かった!」と満足感に浸った。このフィルターの存在、実は8月の花火大会で出会ったカメラマンが教えてくれたものである。14mmなどの超広角レンズを使って夜景を撮るのが好きな私だが、絞り羽根の枚数によって光条の本数が変化するのだが、奇数枚(7、9枚)だと2倍の光条が出る。Nikonのレンズは9枚が多いので18本も光条が出てそれが若干うるさく感じてしまう。そんな時にクロスフィルターNo8を使うと8本の光条になる仕組み。フィルターを回転させる事で角度も変えられる事も分かった。但し、デメリットも当然ある訳で、通常のレンズの前に一枚ガラス挟むので画質の低下、描写がソフト傾向、光の乱反射、ゴースト、フレアの発生など。そして14mmなどの超広角レンズの場合ケラレが発生する。絞り過ぎると光条の線が途切れてしまう事などとかなりの範囲に上るのだが、それらを上手く調整しながら使用すれば撮影の幅が広がり、楽しい撮影ライフを送る事だ出来るようになるだろう。