隅田川に光の雨が降り注ぐ。 | プールサイドの人魚姫

プールサイドの人魚姫

うつ病回復のきっかけとなった詩集出版、うつ病、不登校、いじめ、引きこもり、虐待などを経験した著者が
迷える人達に心のメッセージを贈る、言葉のかけらを拾い集めてください。

Nikon D810,Mモード,WB晴天,ISO100,SS/25秒(電子先幕シャッター),f/16 SAMYANG14mm F2.8 ED AS IF UMC

 

 

この写真は隅田川に架かる清須橋の撮影に行った際の帰り道での事。隅田川テラスに沿って曲線を描く首都高速道路が実に美しく映えるので、三脚を使用しての長時間露光撮影に臨んだ。レンズは単焦点で最も安価なサムヤン14mmの超広角レンズ。

 このレンズは日中の明るい時の撮影ではゴーストが発生しやすく明るい時間帯の撮影には不向きだと思われるが、それが一旦夕暮れが辺りを染める頃になると、その描写力が発揮される。闇に包まれれば尚更、その威力発揮する。夜景や星空を撮影するレンズとして人気があるのも頷ける。そしてなんと言っても軽く機動性にも優れている。

 難点はレンズが飛び出しているため、保護フィルターを装着出来ない。だからこのレンズを持ち歩く時は傷が付かないよう細心の注意を払わなくてはならない。

 この写真の遥か前方に見えるのは新大橋である。高速道路に沿って更に先へ進めば両国ジャンクション。テラスを延々と歩いて行けば辿り着けるだろうが、清須橋を撮影した時点で1万3千歩。そこからさらに1万歩く気力は流石に残ってはいなかった。