梅雨入り後まだ間もない6月だと言うのに、この夏の異変を象徴するかのような台風の上陸。台風4号(アジア名グチョル、Guchol )が本州を縦断し、6月としては記録的な風雨が列島各地で観測された。
19日の夕方、強い勢力を保ったまま和歌山県南部に上陸後、東海、関東甲信、東北南部を時速70キロの猛スピードで駆け抜け20日午前、本州の東の海上で温帯低気圧に変わった。
6月の台風としては平成16年に上陸した台風6号以来で8年振り、気象庁が昭和26年に統計を始めて以降、7番目に早い記録であった。
台風の接近、上陸で停滞している梅雨前線が刺激され、神奈川県山北町の丹沢湖では、1時間に81ミリの猛烈な雨を観測し、時間雨量としては最も多い記録となった。
台風の直撃を受けた静岡県浜松市などでは、1時間に120ミリという記録的な雨に見舞われ、雨と風の影響で停電などが発生し、一部の地域では避難勧告が出された。
わたしの故郷である藤枝市の高根山でも、60ミリを超えるほどの激しい雨が降ったため、瀬戸川の近くにある母の実家が暴風雨のため飛ばされてしまったのではと心配になったほどである。
これまでに届いている台風4号の被害状況は、静岡県沼津市で男性が1人死亡、全国で40人近い怪我人が出ている模様。
首都圏でも19日夜から風雨が一段と強くなり、交通網に大きな影響が出た。わたしの住むアパートは前が公園になっており、風を避ける建物や樹木が何もない為、2階建ての木造アパートが強い風をまともに受け、音を立てるほど軋み微妙に揺れていた。
朝、ベランダを見ると隣の部屋とを区別する敷居が完全に破壊されており、その残骸がわたしのベランダの方へがれきの如くに飛散していた。
アパートの管理会社に連絡したところ、壊れ方の写真を撮影したいので残骸はそのままにして置いて欲しいとの事だったが、去年の台風の時も今回ほどではないが半壊している。
部屋の窓ガラスが割れるといった直接的な被害がなかっただけラッキーだったというところか。さて、台風について少し勉強してみようと思うが、既に知っている方は軽く聞き流して下さい。
先ず、番号の意味について…。毎年1月1日以降、最も早く発生した台風を第1号としている。因みに、台風が衰えて『熱帯低気圧』になった後、再び発達して台風になっても同じ番号が使われる。
台風とは何か…?。熱帯低気圧の一種であるがその条件は、特定のエリア(東経180度、以西100度以東)で発生するもの。最大風速が秒速17.2メートル以上のもの。
4号を追い掛けるように台風5号も日本列島を窺っているが、こちらは既に温帯低気圧に変わり、4号ほどの脅威にはならないと思うが、梅雨前線と相まって各地に大雨を齎す可能性が大きい。
台風一過の各地では気温が急上昇し30度を超え真夏日に…。『熱中症』を訴え病院に運ばれた人も多くいるようだ。
一難去ってまた一難…。水分補給はこまめに、まだ始まったばかりの夏に向けて気を引き締め、雨の季節を乗り切って行きたいものである。
