自転車運転免許制度の必要性。 | プールサイドの人魚姫

プールサイドの人魚姫

うつ病回復のきっかけとなった詩集出版、うつ病、不登校、いじめ、引きこもり、虐待などを経験した著者が
迷える人達に心のメッセージを贈る、言葉のかけらを拾い集めてください。


プールサイドの人魚姫-自転車

 わたしたちの最も身近な乗り物の一つに自転車がある。この自転車を巡って様々なトラブルや事故が多発し始めている現在、自転車運転のマナーの悪さやルール違反が急増し、社会問題にまで発展し得るその危険性を考えてみたいと思う。

 おそらく自転車に乗っている人の殆どは、自転車が車と同じ凶器になり得るとは認識していないのではないだろうか。

 たかが自転車と言えども車並みのスピードも出るし、猛スピードで走って来る自転車にぶつかれば、歩行者などはひとたまりもなく大怪我をするだろうし、打ちどころが悪ければ死に至る事さえある。

 車の運転免許を持っている人であれば、自転車が車両の一種(軽車両)である事を教習所で習っている筈であるからご存じだと思う。

 つい先日、お笑いコンビ・チュートリアルの福田充徳さんが路上で後輪ブレーキを装備していない競技用自転車「ピストバイク」で走行中に、道路交通法違反(整備不良)で警察から違反の指摘を受けたばかりである。

 このピストバイクはニューヨークのメッセンジャーが業務用に使用し始めたのが切っ掛けとなり、日本では2008年辺りから利用者が急増して行ったものと思われるが、日本の法律ではピストバイクで公道を走る事は禁止されている。

 見た目のカッコ良さと必要最低限の装備で、自転車本体の重量を出来るだけ軽くすると言う、シンプルなスタイルが若い人たちの人気に繋がっているのであろう。

 然しながら最も重要な安全面から言えば、これほど恐ろしい乗り物もないだろう。ブレーキが一つしかない、或いはノーブレーキの自転車などとてもじゃないが乗る気には更々なれない。

 日本はアメリカの文化を都合よく取り入れ、アメリカ生まれの日本育ちという代物をこれまで数多く産み出して来たが、法律までアメリカの真似をする事は出来ない。

 自転車に乗る時の禁止行為としては、傘を差す、飲酒、二人乗り、無灯火、横並びの走行、手やハンドルに荷物を掛ける、下駄やハイヒール、片手運転や手放し運転、ベルで歩行者を避ける、携帯電話、ヘッドフォンでの音楽、喫煙、犬の散歩など多岐に渡るが、約半数の人が知らないものと思われる。

自転車が余りにも身近な存在であるため、わたしたちはついその認識不足に気付かない事もトラブル多発の要因になっているが、自転車を売る側もやはり客には安全重視というマニュアルをきっちり伝えるべきであり、売りっ放しという形が自転車の寿命を縮める原因にもなっている。

 現状のまま自転車を野放図にしておけば、やがて自転車を乗るにも免許が必要になる日が来るかも知れない。そんな事態にならぬよう、道路交通規制について改めて知っておく必要があるようだ。