モグラの手も借りたいトンネル脱出。 | プールサイドの人魚姫

プールサイドの人魚姫

うつ病回復のきっかけとなった詩集出版、うつ病、不登校、いじめ、引きこもり、虐待などを経験した著者が
迷える人達に心のメッセージを贈る、言葉のかけらを拾い集めてください。


プールサイドの人魚姫-モグラ

皆様、ご無沙汰しております。

 免疫力低下→エンテロウイルス感染→夏風邪→腎機能低下→心不全→肝機能低下→膵臓・脾臓腫大→胃・腸管浮腫→うつ状態…という悪循環に見舞われ、すっかり寝たきり状態になり活動力低下、思考力停止とほぼベッド上での生活をここ数日送っており、食欲も殆どなく冷蔵庫は空っぽで、近くのコンビニまで買い物に行く気力すら失せておりました。

 パソコンのスイッチは入れてもマウスを握る気にもなれず7年前の悪夢が脳裏を過ぎるばかりで、孤独死とはこんな風に訪れるものなんだろうか…と押し寄せる鬱の波に溺れそうになりながらも、この悪循環を何とか打破しなくてはと、停止した思考力を振り絞り先ずはブログを書くことだと言い聞かせ、南米チリのサンホセ鉱山で起きた落盤事故で、地下700mに閉じ込められた人たちと比べれば、クーラーや扇風機のある部屋で引き篭もっている自分はまだマシだと思い始めている。

 鉱山で働く人々はおそらく、強靭な肉体と体力を持ち合わせているのだろうと思うが、気温35度、湿度70%という、劣悪な環境下で既に一ヶ月以上も閉じ込められていれば、身体はどうあれメンタル面でかなりのストレスに晒されているわけだが、地上から届く声援メッセージや映像に励まされ辛うじて体調を保っているのだろう。

 24時間フル稼働で掘削作業は続いているが、実際に救出出来るのは2ヶ月先だと言う。それまで全員の体力が持つ保障は何処にもない。

 一刻も早い救出が急務であるが、日本の掘削技術は世界に誇れるほどのハイテク技術を持っているのだから、チリ政府から要請がなくとも救出チームを編成し、掘削作業に協力すべきではないだろうか。