ヴァージョンアップするインフルエンザ。 | プールサイドの人魚姫

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うつ病回復のきっかけとなった詩集出版、うつ病、不登校、いじめ、引きこもり、虐待などを経験した著者が
迷える人達に心のメッセージを贈る、言葉のかけらを拾い集めてください。


プールサイドの人魚姫-インフル

南国の沖縄を襲った新型インフルエンザ(別名satan)が、本土に上陸。

沖縄に続き、名古屋でも高齢者が死亡。

慌てた舛添厚生労働相が緊急記者会見。

昨年のパンデミック宣言の教訓は殆ど活かされず、死者が出なければ傍観を決め込む国の対策は相変わらず後手後手。

不衛生を毛嫌いする人間は、ファブリーズを部屋中に撒き散らし、清潔になったと錯覚する。

除菌に明け暮れる人々は、人間に元々備わっている免疫力・抵抗力を自らの手で破壊した。

何れ無菌室でもない限り生き延びることさえ困難になるだろう。

インフルエンザに拘り過ぎていると、そのウイルスの本質が見えなくなる。

既に新型ではなく、全く異なる未知のウイルスの可能性を念頭に置かなければ、今後の感染拡大を防ぐことは不可能。

わたしのように心臓や腎臓に致命的な病を抱えていれば、感染した時死亡する確率は高くなる。

だからわたしは雑菌を殺さないし、除菌もしない。

新型インフルエンザと呼ばれるウイルスは、環境破壊が齎した人災とも言えるのである。