台風一直線。 | プールサイドの人魚姫

プールサイドの人魚姫

うつ病回復のきっかけとなった詩集出版、うつ病、不登校、いじめ、引きこもり、虐待などを経験した著者が
迷える人達に心のメッセージを贈る、言葉のかけらを拾い集めてください。


台風 強い勢力を保ったまま北上を続け、東海から関東にかけて各地に大きな被害を齎したた台風9号別名FITOW(フィートウ)。首都圏を暴風圏内に巻き込んだ台風としては2年ぶりとなる。台風が及ぼす自然災害は土砂崩れ、河川の増水と氾濫、停電、交通網の麻痺など。
東京は近代的都市であり、災害に対する防災訓練も行政の手によって各地で行われていたりするが、いざその時になるとその訓練が必ずしも活かされるとは限らない。
多摩川の増水は近年にないほどその予想を遙かに上回り、救急隊の助けを求める人たちが豪雨と風の中で立ち往生し激流の恐ろしさを目の当たりにしただろう。今年は例年より台風の発生が少ないように思われるが、台風のシーズンはこれからがピーク。
日本列島は台風の通り道。毎年大きな被害に合う九州や四国などは台風銀座と呼ばれているほどだ。日本の遙か南の海上で発生した熱帯低気圧が台風の卵である。卵は温かい海水をたっぷりと吸収しやがて成長を続け台風となる。
その性質上、台風は高気圧に沿って北上を続ける。日本列島にはこの季節偏西風が吹いており、列島に近づく頃になるとその風に乗ってコースを東へと向きを変えてくる。台風の進路やその大きさ等は気象衛星からの正確なデータに基づき予想が昔と比べれば格段に上がり、進路に当たる地方ではある程度台風接近まで時間があり、災害に備える準備はあるにも関わらず結果的に毎年深い爪あとを残す。来てみなければ分からない自然の猛威は人間の判断でそう簡単に防げるものではない。備えあれば憂いなしが通用しなくなった最近の自然災害は、地球から送られてくる警告或いはSOSなのかも知れない。