情報は忘れた頃に盗まれる。 | プールサイドの人魚姫
1990年以降に情報化の波が押し寄せて来た。パソコンやインターネットの普及により、家に居ながら一歩も外に出ず様々な買い物が出来るようになり、それに伴って流される情報も多岐にわたりその氾濫によって益々混乱を招く事態にもなっている。そして更に拍車をかけたのが携帯電話である。現在ではPCの性能は20年前の物とは比べものにならないほど発展を遂げ、今や一家に一台が当たり前となっている。携帯電話の普及率に至っては80%に近い。便利な機能が付加され、携帯で買い物まで出来る時代となった。世の中が便利になるに越した事はないが、安全性の確立は如何なるものかと首を傾げる事故が相次いでいる。便利な物の一つとしてクレジットカードがあるが、現金を持ちたがらない人にとっては貴重なアイテムである。わたしもJCB、ジャックス、マスター、住友ビザカード、オリコと言った多くの種類を抱えているが使うカードは殆ど決められていて、その他のカードは無用なのだが、いざと言う時の為に財布の奥に閉まってある。先日起きた信販大手「ジャックス」クレジットカード流出事件。個人情報が漏洩したその背景には必ず複数の人間が関与している場合いが多い。危機管理を徹底させ厳重な管理体制を施しても所詮人間の作りだしたものであるし、完璧な情報システムはないと言うのが本音である。必ず何処かに見落としや抜け道があるものだ。所詮人間が管理するものだけに、穴だらけなのは当たり前かも知れない。だからこのような情報流出は無くならないしウィニーによる被害も後を絶たない。さて、個人情報が売買されているのだから当然値段が付く。例えば名刺の場合は10円で取引されている。企業の規模・役職によっては10倍から100倍に跳ね上がる。年収の多い人ほど値段が高いと言う所か。氏名・年齢・住所・生年月日は0.2円と最も安い。但し20代の女性は200倍を超えることもある。一番高い値段で取引されるのがクレジットカードで一万円から。カードのランクによっては価格が上昇する。そしてメールアドレスは1円。同窓会名簿や有名大学の名簿は破格である。悪質な情報屋が今後も増え続け、庶民の不安は便利さと裏腹に薄氷のように壊れやすく、筒抜けだと言う事を頭の中に入れておくべきだろう。それにしても監視カメラや防犯カメラが街中に点在しているのにプライバシーや個人情報を守ろうと言うのは矛盾な気がしてならない。

