スペースシャトルに託された人類の夢。 | プールサイドの人魚姫

プールサイドの人魚姫

うつ病回復のきっかけとなった詩集出版、うつ病、不登校、いじめ、引きこもり、虐待などを経験した著者が
迷える人達に心のメッセージを贈る、言葉のかけらを拾い集めてください。


シャトル 2003年2月に起きた大惨事は、多くの観衆が見守る真っ青な空を赤い炎が焼き尽くし、地上は悲鳴と共に想像を遥かに超えた打ち上げ失敗に誰もが自分の目を疑った。あの悲劇から約4年の歳月が流れ、人類は再び宇宙の扉をノックしたのである。スペースシャトル・ディスカバリーは夢と期待そして人類の希望を乗せて大きな宇宙に翼を広げ、多くの成果をお土産に持ちかえってくれることだろう。日本は宇宙開発について先進国の中では若干遅れをとってはいるものの、乗務員として過去に数名が参加し、貢献してきた。人類が宇宙に飛び立ってから45年の月日が経ち、その間にはアポロ計画があり月に足跡を残した。互いが馬鹿らしい争いを止めて宇宙に目を向ければ、映画2001年宇宙の旅は今頃実現していたのかも知れない。ディスカバリーという名前は映画に登場する木星探査船と同じである。「発見する」と言う意味を持っている為、大航海時代から使われている。人類は開拓者でもあり未知の扉を広げて行く。その歴史には戦争という避けて通る事が出来なかった悲劇もあった。今人類に求められているものは「共存」地球は誰のものでもなく、この星で生きている生物全てに与えられた宿である。隣の家に火を付けるような行為は避けて通らなければ人類の未来は宇宙の塵となって砕け散ることだろう。