テロは未遂で終わらない。 | プールサイドの人魚姫
米国行き旅客機の爆破計画テロが発覚し、未遂で終わった事は非常に救われた思いであり、ロンドン警視庁の見事な捜査が功を奏し未然に防げた事は高く評価したい。だが、世界にこのニュースが流れ、各国の航空会社はパニックに陥った事は言うまでもない。今回の爆破物が液状の物と分かり、機内に水分を持ち込めず、大きな混乱を招いた。テロは未遂でも充分人間を恐怖に陥れるには効果があった。航空機を利用する人々に心理的恐怖感を与えただけでもその時点でテロは成功しているものとも受け取れる。それだけテロの威嚇は大きく、例え未遂でも全世界を恐怖の谷底に突き落とす力を持っている訳である。世界が騒ぐほどテロリスト達は微笑むだろうし、マスコミが大きく取り上げるほど、民衆の顔は恐怖で歪みその反対にテロリストは既に次の作戦を頭に描いているに違いない。旅客機内で枕を高くして、安眠出来る日はいつ来るのだろうか?マスコミは刺激的な報道を避けるべきであり、ブッシュ大統領などの発言はテロ抑止には繋がらず、今後益々テロ活動が活発化するような、テロ戦争を煽る言動に他ならない。おそらくアメリカに真の平和は訪れる事もないであろう。

