地に堕ちたブランド、パロマの憂鬱。 | プールサイドの人魚姫
日本のシンドラー社に成り下がったかパロマ工業。またしてもトップブランドの名に傷がついてしまった。パロマ製ガス瞬間湯沸し器による一酸化炭素中毒事故。私たちが生活していく上で最も身近な生活商品の中にこのような目に見えぬ危険と恐怖が存在していようとは誰も想像出来なかっただろう。パロマと言えばガス器具を扱うメーカーとしてはトップブランドとして安全性や品質の良さ使い易さなど消費者にとって見れば確率された商品ブランドであったが、これもまた雪印の如く消えて行く運命なのか。一つの欠陥製品が見つかればそれは蜘蛛糸のように別の製品にまで波及する。家庭には湯沸かし器以外にも沢山のガス器具、或いは石油を使用するストーブ、コンロなど生活に密着した物が複数存在する。この様な安全を脅かす事故が発生すると一気に不安材料が高まり、点検作業に追われる人たちも増えるだろう。パロマでなければ安心と言うことではなくガス器具を扱うメーカー全体に影響が広がる。シンドラー社の事故を切っ掛けにビル中のエレベーター点検が始まったように、おそらく各メーカーもこれを切っ掛けとして袂を引き締めるだろう。気の緩み、それは時として人の命を一瞬にして奪うものである事を忘れないでいたい。

