彼女からの置き土産、詩集 命のプレゼント、心臓病をありがとう。 | プールサイドの人魚姫

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うつ病回復のきっかけとなった詩集出版、うつ病、不登校、いじめ、引きこもり、虐待などを経験した著者が
迷える人達に心のメッセージを贈る、言葉のかけらを拾い集めてください。

 



寺嶋 しのぶ
命のプレゼント―心臓病をありがとう
私の詩集と同じ文芸社から2005年6月に出版された詩集である。「全国心臓病の子どもを守る会」の内部組織「心友会」のメンバーでもあった。私は奇跡的にもこうして生き長らえているが、彼女はもうこの世にはいない。その代わり命の尊さを詩に託して生きることの素晴らしさを残して行ってくれた。
重度の先天性心臓病である著者は、幼い頃より度重なる手術に耐えなければならなかった。この病との闘いの中で、彼女は生きることの素晴らしさを日々抱きしめていた。「あぁ…/私はここにいる/命を受けて/愛されて/私はここで生きている」(「生命」より)と。だが、18歳で4度目の手術を受けた際、虚血後脳症となり脳死寸前に。そして2004年、23歳の若さでついに力尽きてしまう……。本書は著者が14歳から18歳までに書いた詩を集めた作品集。生命への賛歌を高らかに謳い上げた感動の一冊。