同棲貴方の笑顔さえ 見付けられない部屋が 私の泣き顔で一杯になる 貴方はもう 驚くこともしないで 煩わし気にうす水色の煙を吐く 貴方の傍らの私は 既に 女ではなくなってしまった というのに 貴方に抱かれることもない肉体は それでも哀れに 呼吸を止めない