風の音よ 雲のさまよ 九十九里 | 新・発動機とともに

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2.7.12 (日) ☁️~🌤️  30℃ 

予想に反して青空が見えますが、レ~ダ~には所々に雨雲が流れております。
便利な時代です。
一昔前の予報は下駄でしたからね。

蒸し暑いですねぇ~
どれ、久しぶりに海でも見てくるか。

到着ス
名産の美味しそうな鰯はないかな?


海水浴場は閉鎖となっておりました。


海岸まで百米ほど、潮騒が聞こえて来ますが、周りには人が見えません。


入口の古びた碑文が目に止まり、悪い癖で探索に入りましたが・・・
短い距離を甘くみたのが不覚でした。

いてて ぇ~~! 何だこれ~!
イバラの鉄条網がズボンに刺さっております。

なにくそ~!もうチョイね。

到着ス

漢文がずら~っとありまして、我が脳ミソは全く理解不能でございます。
昭和9年建立、二松学舎教授、佐倉孫○と読めます。立派な碑文です。

学校側では知らないのか、手入れをしないのか?
多大な功労があったものと推察されますが、残念なことに朽ち果てております。

📱で探索すると出て参りましたわ。

何と二本松のご出身で、二松学舎を出て台湾や明治政府で👮の高級官吏を勤めた後、母校の教授となった高名な方のようです。

何でここに建立したのか解りませんが、壮大な九十九里を前に、思うことがあったのかも知れません?
この浜がお気に入りだったのでしょう。


今頃は潮干狩りで賑わう砂浜ですが、貸し切り状態でした。
掘ったら採れるだろうなぁ~
以前は四駆が走り込んでましたが、海亀の卵を保護するため、60㎞にも及ぶ海岸線の砂浜は、大分前に車の進入が禁止となりました。

まぁ~これを見れば、走りたくもなりますわね。
古い人間には、「らっとパトロ~ル」が浮かんで参ります。

心配性のあたくし、一応は退路を確認しながら歩いておりますのよ。
今、房総沖で揺れたら・・・?

300米をダッシュして…ε=(ノ゚д゚)ノ

公園内にある高さ30米ほどのタワ~を目標にしました。
🚗は棄てます。保険でOKでしょう。

先ほどの教授、広大な風景を前に漢文の一つも出たのでしょうか。
あたくしには、どう見ても広いなぁ~としか感じません。
凡人と教授の違いです。


気分が大変にヨロシイのぉ~  (^o^)
砂浜にコロリの喧騒は、全くありませぬ。どう見てもガラガラ…


もう少し若ければ、泳ぎたくなりますが今や10米が限界でしょうか。

昔々、友人達と沖で漁をしていた小さな漁船まで、泳いだことがあります。
当時は厳しい監視なんぞはなく、年配のオッサンが適当に海を眺めているだけでした。自己責任です。

遠泳開始…
遥々と🚴‍♂️で遠征したので、トライアスロンみたいです。

波間に陸地が見え隠れします。

漁船に近付くと…
「兄ちゃん達、良く頑張ったなぁ~」
ではなく…

「お~い!こら~~💢💢💨 オメ~ら 何やってんだよ~~!この馬鹿たれが!危ねぇ~から早く戻れ~~」
と怒鳴られました。

今考えると、無謀でオトロシイことをしたものです。
特殊部隊並みです。
強力な離岸流に入ると戻れなくなりますからね。
一歩間違っていたら、違う碑文が建っていたかも知れませぬ。
「ガキめら○名、この浜から遥か米国に達す。」とかね。




寄する波も…貝の色も…
う~ん?
エッサカほいと、一時間も胸まで波に入れば、夕食はハマグリでしょうか。

でもねぇ~ 若くはありませぬ。

帰還の途につきます。